ジョージ・ラッセル F1王座争い継続を宣言「数学的に不可能になるまで戦う」
メルセデスF1のジョージ・ラッセルは、チームメイトのキミ・アントネッリに81ポイント差をつけられているものの、2026年のF1ワールドチャンピオン獲得の可能性が「数学的に不可能」になるまで戦い続けると語った。
前戦F1スペインGPではアントネッリが今季8勝目を挙げた一方、ラッセルは5位に終わった。残り9戦となった段階で両者のポイント差は81まで拡大している。
「数学的に不可能になるまで戦う」
スペインGP後、ラッセルは自身についてタイトル争いには「もう加わっていない」と認めていた。しかし、F1アゼルバイジャンGPを前にした水曜日のメディアデーでは、最後の可能性が消えるまで諦めるつもりはないと強調した。
「数学的に不可能になるまで、すべてのレースで戦い続ける」
「だからといって、僕の仕事への取り組み方が変わるわけではない。すべてのレースで勝ちたいし、すべてのレースでポールポジションを獲りたい」
「それが僕の目標であり、毎週末そこを目指して取り組んでいる。その先に何が起きるかは、そのとき次第だ。もちろん大きなポイント差があるけど、今はそんなことを考えてすらいない。最大の優先事項はパフォーマンスだ」
ラッセルは、タイトル争いそのものがプレッシャーになっていたわけではなく、自身のパフォーマンスを引き上げることに対してプレッシャーを感じていたと説明する。
「チャンピオンシップという観点で、自分自身に本当にプレッシャーをかけていたとは思わない。僕が自分にプレッシャーをかけていたのは、パフォーマンスという面だ」
「僕がチャンピオンシップで今の位置にいるのは、パフォーマンスが十分に良くなかったからだ」
「しばらく前からそうだった。プレッシャーは、このチャンピオンシップを戦わなければならないと考えることではなく、パフォーマンスを改善しようとすることから来ている。結局、十分なパフォーマンスがなければチャンピオンシップを戦うことはできないからね」

夏休み後のレースペース改善に手応え
ラッセルは6月のF1オーストリアGPを最後に勝利から遠ざかっている。それでも夏休み後の3戦では2度の表彰台を獲得しており、結果だけでは見えにくい部分でペースに改善があったと感じている。
「夏休み後の進歩には満足している。弱点だったレースペースは大幅に良くなっていて、休み明け以降はすべてのレースで上位争いに加われている」
「今は素晴らしい結果を争えるという感覚が以前よりもある。ここからシーズン終了まで、ポイントがどう動いていくのか見てみよう」
アントネッリが大きなリードを築いている状況でも、ラッセルが重視しているのはポイント差そのものではなく、自身のパフォーマンスをさらに引き上げることだ。タイトル獲得の可能性が残されている限り、F1アゼルバイジャンGP以降も各レースで勝利とポールポジションを狙い続ける。











