フランコ・コラピント F1夏休み中にイタリアで盗難被害 SNS投稿は物議

23歳のコラピントは先週、イタリア北部の観光地コモ湖を訪れていた際に、衣類やアルゼンチンで親しまれているマテ茶を飲むための道具など複数の私物を盗まれた。
本人がSNSで被害を報告したが、その際の表現が物議を醸し、投稿はその後削除されている。
コモ湖で衣類やマテ茶セットを盗まれる
コラピントは当初、SNSへの投稿で盗難被害について明かし、次のように記していた。
「イタリア人がラテン系の人間から何もかも盗むなんて、誰が想像しただろうね。きっとマテ茶は気に入らないと思うけど」
PlanetF1.comによると、この投稿ではイタリアと母国アルゼンチンの治安を比較するような内容も含まれていたとされ、SNS上で反発を招いたという。
コラピントはその後、「イタリア人」としていた部分を「ヨーロッパ人」に変更したと報じられているが、最終的に投稿自体を削除した。
その少し後、コラピントは盗難に遭う前に撮影された複数の写真を別の投稿で公開した。
「この服やマテ茶セットなんかの最後の写真。持っていった人たちが楽しんでくれるといいね!!」
投稿には怒った顔の絵文字2つと涙を流す絵文字が添えられていた。記事執筆時点で、この投稿にはInstagramで70万件を超える「いいね」が寄せられている。
イタリアではルクレールとサインツJr.も盗難被害
近年、イタリア滞在中に盗難被害に遭ったF1ドライバーはコラピントだけではない。
フェラーリのシャルル・ルクレールは2022年、イモラで開催されたエミリア・ロマーニャGPを前に高級腕時計を盗まれた。被害額は32万ドル相当とされ、後に4人が逮捕された。
2023年には、当時ルクレールのフェラーリでのチームメイトだったカルロス・サインツJr.も、モンツァでのイタリアGP後に腕時計を盗まれる被害に遭っている。
サインツJr.の場合は自ら犯人を追跡し、67万5000ドル相当とされた腕時計を取り戻すことに成功した。
また、マクラーレンのランド・ノリスも2021年、ウェンブリー・スタジアムで行われたEURO 2020決勝のイングランド対イタリア戦を観戦した際、19万4000ドル相当の腕時計を盗まれている。
2026年はアルピーヌで復調
コラピントは2025年にアルピーヌで苦戦したものの、2026年シーズン前半は大きく成績を改善している。
開幕から11戦のうち6戦でポイントを獲得し、カナダGPでは自己最高となる6位フィニッシュを記録した。
アルピーヌは夏休みを迎えた時点でコンストラクターズランキング6位につけており、5位レーシングブルズとの差は5ポイント。コラピントにとってはコース上で好調な前半戦となった一方、束の間の休暇中に思わぬ災難に見舞われることになった。
なお、今回の盗難についてPlanetF1.comの記事では、警察への被害届や犯人の特定、被害品が回収されたかどうかについては伝えられていない。コラピント本人のSNS投稿で確認できる範囲では、衣類やマテ茶関連用品などが盗まれたことが明らかになっている。
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