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エステバン・オコン 2026年限りでハースF1離脱を正式発表「F1キャリアの終わりではない」

エステバン・オコン 2026年限りでハースF1離脱を正式発表「F1キャリアの終わりではない」

エステバン・オコンは、2026年F1シーズン限りでハースF1チームを離脱することを正式に発表した。数週間にわたって去就を巡る憶測が続いていたフランス人ドライバーは、自身のSNSを通じてチームとの別れを明らかにした。

2027年の所属先については現時点で発表されていないが、オコンは「これは決して僕のF1キャリアの終わりではない」と強調。ハースでの残りのレースに全力を注ぐとともに、F1でのキャリア継続に強い意欲を示している。

2025年にハース加入 39戦で12回の入賞
オコンは2025年にアルピーヌからハースへ移籍し、フェラーリの育成ドライバーとしてF1デビューを果たしたオリバー・ベアマンとコンビを組んだ。

加入以降、オコンはハースから39戦に出場し、12回のポイントフィニッシュを記録。最高位は2025年F1中国GPでの5位だった。

しかし、2026年シーズンを通してオコンの将来を巡る不透明感は強まっていた。F1アゼルバイジャンGPを前に、オコン自身が2027年について「間違いなくフリーエージェント」と発言し、他チームとの話し合いが行われていることも認めていた。

そして、バーレーンGP in マレーシアを前にした9月30日、オコンは自身のSNSを通じて2026年限りでハースを離れることを正式に発表した。

「胸を張ってこのプロジェクトを去る」
オコンは声明で、ハースで過ごした2シーズンを振り返るとともに、残された2026年シーズンの戦いに集中すると語った。

「ハースF1チームでの僕の時間は、2026年シーズン終了をもって終わります」

「さまざまな理由や、自分ではコントロールできない要因によって、必ずしも簡単ではない状況もありました。それでも、自分のパフォーマンスを誇りに思っていますし、胸を張ってこのプロジェクトを去ります」

オコンは、離脱が決まった後もシーズン終了までチームへのコミットメントは変わらないと強調した。

「今の僕が集中しているのは次のレース週末です。これからもチームと懸命に取り組み、あらゆるチャンスを最大限に生かし、マシンから少しでも多くのパフォーマンスを引き出していきます」

「今シーズンはまだ多くのレースが残っています。いつものように、自分自身のため、そしてチームのために、ステアリングを握ってすべてを出し切ります」

そして最後に、F1から退くつもりはないことを明確にした。

「僕はまだモチベーションを持っています。まだハングリーです。これは決して僕のF1キャリアの終わりではありません」

エステバン・オコン(ハースF1チーム)

小松礼雄代表「経験とフィードバックは大きかった」
オコンの発表を受け、ハースF1チームも声明を発表。チーム代表の小松礼雄は、2025年の加入以来オコンが果たしてきた役割に感謝を示した。

「2025年に加入して以来、エステバンがチームに貢献してくれたすべてのことに感謝しています。彼のプロフェッショナリズムと献身は、我々が組織として成長を続けていくうえで非常に価値のあるものでした」

「今年は大規模なレギュレーション変更という課題に一緒に取り組んできました。そのなかで、シーズンを通してVF-26の開発に懸命に取り組むうえで、エステバンのドライビング経験とフィードバックは非常に重要なものでした」

「まだ多くのレースが残っています。我々は最終戦まで、あらゆるチャンスを最大限に生かすために一緒に取り組むことに集中しています」

ハースはオコンの離脱を認める一方で、後任を含む今後のドライバーに関するニュースについては「現時点では」発表しないとしている。

後任最有力はF2首位のラファエル・カマラ
オコンの後任候補として最有力視されているのが、フェラーリ・ドライバー・アカデミーに所属するラファエル・カマラだ。

カマラは現在FIA F2選手権でランキング首位に立っており、ハースの旧型車テストにも参加。2027年のF1昇格に向けて有力候補となっている。F1公式も、カマラをオコンの後任候補の筆頭として挙げている。

そのほか、マクラーレンのリザーブドライバーを務めるレオナルド・フォルナローリ、ハースのリザーブを務めるジャック・ドゥーハン、平川亮も候補として名前が挙がっており、いずれもハースのテストに参加してきた。

一方のオコンは、2027年のF1シートを確保できるかが今後の焦点となる。F1アゼルバイジャンGPでは8位に入り、自らを「トップドライバーのひとり」と表現してF1に残るだけの実力があると主張していた。

ハースでの2年間に2026年限りで区切りをつけるオコン。残されたシーズンで結果を残しながら、2027年以降もF1キャリアを継続するための新たな道を探すことになる。

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