NEW マクラーレンF1 ノリスの直線速度不足は燃料系が原因か シンガポールで対策 F1速報をもっと見る

F1バーレーンGP決勝 スタート手順を中断 ハミルトンらにトラブルで全車ピットへ

F1バーレーンGP決勝 スタート手順を中断 ハミルトンらにトラブルで全車ピットへ

2026年F1第16戦バーレーンGP in マレーシアの決勝は、豪雨によるスタート延期を経てフォーメーションラップが開始されたものの、新たな混乱が発生。レースコントロールはスタート手順の中断(STARTING PROCEDURE SUSPENDED)を決定した。

日本時間16時40分(現地時間15時40分)、マックス・フェルスタッペンを先頭にセーフティカー先導でマシンがコースへ出た。しかし、アイザック・ハジャーがコースオフしたほか、リアム・ローソン、フェルスタッペン、ルイス・ハミルトンらに相次いで問題が発生。隊列が大きく乱れる異例の事態となった。

ハミルトンがスローダウン「アクセルを踏んでも何も起きない」

レースコントロールは当初、セーフティカー先導で最低2周を走行した後、スタンディングスタートを行う方向で検討していた。ただし、ドライバーからのフィードバックによって変更される可能性があるとしていた。

全車がインターミディエイトタイヤを装着し、フェルスタッペンを先頭にセーフティカーの後方でフォーメーションラップを開始した。

しかし、すぐに混乱が発生した。

レーシングブルズのリアム・ローソンがグリッドから動けず、チームメイトのアイザック・ハジャーはコース上でグラベルに飛び出した。ハジャーは走行を続けることができ、隊列最後尾まで落ちなければ元のポジションを取り戻すことが認められる状況だった。

さらにフェルスタッペンにも問題が発生し、ハミルトンは大幅にスローダウン。ハミルトンは無線で「アクセルを踏んでいるけど、何も起きない!」と訴えた。

フェラーリはハミルトンにソフトウェア上の問題が発生したと伝えた。一時は完全にストップするかに見えたものの、ハミルトンは再び走行を開始した。

隊列が大きく分断 全車ピットレーンへ

ハミルトンが低速走行となったことで、後続車は追い越しを避けようとし、隊列は大きく分断された。

フェルスタッペンは引き続きセーフティカーの後方を走行していた一方、後方のマシンの一部は先頭からほぼ1周遅れという状態になった。

この混乱を受け、レースコントロールは「STARTING PROCEDURE SUSPENDED(スタート手順中断)」を宣言した。

スタート手順が中断されたため、各マシンは赤旗時と同様の手順でピットレーンへと戻った。

ハミルトンは隊列へ追いつくため単独で走行を続けたが、多くのドライバーがハミルトンを追い越さなかったことで、各車が規定された周回を完了したかどうかについても混乱が生じた。

雨で延期されたスタートがさらに混乱

セパンでは当初のスタート時刻前に激しい雨が降り、コース上に大量の水が残ったことで決勝スタートが延期されていた。

雨脚が弱まり排水作業が進んだことで、日本時間16時40分からフォーメーションラップを開始。コースの一部はすでに完全に乾いていた一方、ターン9へのブレーキング区間などには水が流れる場所が残っていた。

2017年以来9年ぶりのセパンでのF1決勝は、豪雨によるスタート延期に続き、フォーメーションラップ開始後にも複数のマシンで問題が発生する異例の展開となった。

全車はピットレーンへ戻っており、レースコントロールから新たなスタート手順が示されるのを待つ状況となっている。

【追記】再開時はオリジナルのグリッド順を採用

FIAはスタート手順の中断後、レース再開時には当初のスターティンググリッドを使用すると発表した。

フォーメーションラップ中にソフトウェアトラブルで大きく後退したハミルトンにとっては朗報となる。ハミルトンは一時最後方までポジションを落としていたが、再開時には本来の2番グリッドに戻り、ポールポジションのフェルスタッペンと再びフロントロウに並ぶ。

一部のマシンはセーフティカー先導で必要な2周をまだ完了しておらず、該当するマシンを先にコースへ送り出して周回を完了させる必要がある。

現時点でFIAから新たなスタート時刻は発表されていない。一方、雨は止んで路面は乾き始めており、雨雲も抜けつつある。コンディションの改善が続けば、オリジナルのグリッド順によるスタンディングスタートとなる可能性が高まっている。

【追記】日本時間17時33分に決勝スタート

FIAはその後、2026年F1バーレーンGP in マレーシアの決勝を日本時間17時33分(現地時間16時33分)にスタートすると発表した。

豪雨による当初のスタート延期、さらにフォーメーションラップ開始後のスタート手順中断を経て、ようやく新たなスタート時刻が決定した。

コースは急速に乾いており、路面温度も34度前後まで上昇。一部はすでにスリックタイヤを使用できるほど乾いている一方、まだ濡れている場所もあり、縁石や白線は滑りやすい状態が残っている。

各チームはピットレーンでマシンを移動させ、FIAが決定したオリジナルのスターティンググリッド順へ並べ直す作業を進めている。

路面が刻々と変化するなか、再スタート時にインターミディエイトを選ぶのか、それともスリックタイヤへ切り替えるのかも大きな焦点となる。

この記事の画像を見る
F1バーレーンGP決勝 スタート手順を中断 ハミルトンらにトラブルで全車ピットへ

F1バーレーンGPの最新F1ニュース

もっと見る
通知を受け取る 最新ニュースをいち早くお届けします