2026年 F1バーレーンGP予選 全ドライバーコメント
2026年F1バーレーンGPの予選が10月3日(土)にマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペンが今季初のポールポジションを獲得した。ルイス・ハミルトンが2番手、アイザック・ハジャーが3番手に続き、レッドブル・レーシングが予選で強さを示した。
一方、決勝では高温と激しいタイヤデグラデーションが大きな焦点となる。複数回のピットストップを予想する声も多く、さらにグリッド降格ペナルティによってスタート順も変動する。予選を終えた全22名のF1ドライバーが、それぞれの結果と決勝への展望を語った。
1番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
「僕たちにとって信じられないような結果だったし、本当に誇らしい瞬間だった。今週末はFP1からポジティブで、そこからさらにマシンを改善しようと微調整を続けてきた。チームは本当に懸命に取り組んで、大きな前進を果たしてくれたし、このサーキットのレイアウトが僕たちのマシンにさらに合っていたと思う。明日はタイヤ、タイヤ、タイヤだ。デグラデーションをどう管理するかがすべてになる。今年が始まってからここにたどり着くまで、かなり長い道のりだった。今日の状態までマシンを仕上げるために全員が本当に懸命に取り組んできたから、その努力をポールポジションという結果につなげられたのは素晴らしいことだ。これはチームにとって本当に大きな意味があるし、みんなが誇りに思ってくれていることを願っている。僕たちは今年1勝したいとはっきり言ってきたので、明日はそれを実現できるように挑む」
2番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
「まずはチームのみんなに心から感謝したい。今週末はドライバーだけでなく、メカニックやエンジニアにとっても非常に厳しいコンディションだったけど、みんな素晴らしい仕事をしてくれた。この気温のなかでマシンを理解し、適切なバランスを見つけるためにセッションごとに懸命に取り組んできたし、予選前に行った調整によって間違いなく一歩前進することができた。最も重要な場面ですべてをまとめることができた。明日はまったく違うチャレンジになり、タイヤマネジメントが大きな要素になる可能性が高いけど、フロントロウからスタートできるのは素晴らしい。あとはクリーンなレースを遂行することに集中し、あらゆるチャンスを最大限に生かして、何を達成できるか見てみたい」
3番手:アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)
「今日は複雑な気持ちだ。もちろん、1番手と3番手という結果、そしてマシン全体のパフォーマンスにはとても満足できる。僕が負傷する前に乗っていたときと比べて、今のマシンははるかに良くなっている。FP1から走るたびに自分も強くなっていったと感じているけど、ここでは各セッションで走れる周回数がかなり限られていた。もう少し周回を重ねられていれば、今日は2番手も可能だったと思う。最後のラップは完璧ではなかったからだ。ただ、予選でのマックスは完全に手がつけられなかった。一方で、ペナルティを受けて8番手からスタートしなければならないのは残念だ。そうでなければ、スタート直後から前方で複数回のワールドチャンピオン2人と自分を比較するチャンスがあったし、それは楽しかったと思う。今はまずメルセデス、マクラーレン、そしてシャルルと戦わなければならない。それは簡単ではないけど、そこから順位を上げていきたい。でも何が起きてもおかしくないので、明日も表彰台を狙っている」
4番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
「FP3では強かったので、予選になって競争力という点で後退してしまったのは残念だ。ここは非常にアグレッシブな路面と、とてつもなく暑いコンディションが組み合わさった独特のサーキットで、それによって同じパフォーマンスを安定して引き出すことが難しくなっている。今夜もう一度すべてを振り返り、何を違うやり方にできたのかを確認して、どこで間違ったのかを正確に理解したい。Q3では新品ソフトが1セットしかなく、自分自身にかなりプレッシャーをかける状況になったけど、できることはやった。もう1セットあればフロントロウを争えたと思うけど、マックス(フェルスタッペン)のポールに挑めたとは思わない。彼は週末を通して最速のマシンに見えていたし、今日それが証明された。すべてを考えれば3番グリッドは悪くない。タイヤのデグラデーションはかなり大きくなる可能性が高く、おそらく複数回のピットストップになる。それによって、僕たちに良いレースペースがあればチャンスが生まれることを期待している。雨の可能性もまだあり、それならさらに面白くなるかもしれないので、明日が楽しみだ」
5番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「4番グリッドは悪いスタート位置ではない。ただ同時に、特にQ3については素晴らしい予選ではなかった。ベストを尽くしたけど、セクター2以降はリアが滑り回っていて、おそらくセットアップを少しアグレッシブにしすぎた。こういうこともある。レースではタイヤマネジメントと戦略の両方が重要になる。チームのために何を持ち帰れるか見てみよう」
6番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
「最後のラップにはかなり満足している。すべてをまとめることができたと感じているし、今あるもので良い仕事ができた。ただ、僕たちがペースから大きく離されていることは明らかだ。僕のマシンはストレートでのスピードに苦しんでいて、週末を通して全体的なペースも不足しているので、5番グリッドからのスタートは驚きではない。奇跡が起きるとは思っていないし、ここではレッドブル勢が別次元にいることは明らかだ。明日は全員にとってまったく違う、とても厳しいレースになる。タイヤのデグラデーションは今年これまでに見たなかで最も大きく、おそらく2ストップか3ストップの戦略を強いられることになる。それによってセーフティカーや異なる戦略でチャンスが生まれる可能性がある。厳しくフィジカルなレースになり、周回ごとにマシンを管理することが重要になる。パフォーマンスという意味では望んでいる位置にはいないけど、このレースの予測不可能な性質は僕たちにとってプラスになるかもしれないし、訪れたチャンスをつかむ準備はできている」
7番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
「これで予選は終了だ。結果は7番手だけど、前方のペナルティによって明日は6番グリッドからスタートする。全体としてはまずまずのセッションだったけど、まだペースに苦しんでいる。最後のラップを最大限にまとめることができず、ターン2ではまったくグリップがなかったので、マシンから最後のパフォーマンスを引き出すことができなかった。明日は長く厳しいレースになる。昨日のロングランペースはかなり良さそうだったけど、周囲のライバルも悪くなかったので、順位を上げるのは難しいかもしれない。それでも戦略とここでのオーバーテイクの可能性を最大限に生かすため、できることをやる。何が可能か見てみよう」
8番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
「今日は苦戦したし、それが今年最も厳しい土曜日という結果に表れている。ここは非常に暑く、路面もかなりアグレッシブで、低グリップによって2017年に最後にここでレースをしたときよりラップタイムが数秒遅くなっている。それが他のサーキットで見てきたものと比較して僕たちのパフォーマンスに影響した可能性はあるけど、今週末は最も近いライバルたちより明らかに大きく苦しんでいるのも事実だ。マレーシアでこれほど苦戦するとは予想していなかったので、その理由を理解するために懸命に取り組む。今日のパフォーマンスにはフラストレーションを感じているけど、明日はまったく違うチャレンジになる。レースは大きなタイヤデグラデーションへの対応が中心になる可能性が高く、スティント全体を通してタイヤを良い状態に保つことが、良いグランプリにするための鍵になる。挽回しなければならない順位はあるけど、スピードがあればオーバーテイクは可能なはずなので、順位を上げるために全力を尽くす」
9番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
「今日もマシンには競争力があり、Q3進出という目標を達成できたので、その点には満足している。現実的に考えて9番手がおそらく僕たちに可能なベストだと分かっていたので、Q3では中古ソフトを2セット使い、明日必要になった場合に備えて新品ソフトを1セット残すことにした。ガブリエル(ボルトレト)がQ3にいたので、彼より前にいればよく、それを達成できた。今のマシンには満足している。快適な状態にあり、ここ数戦で見てきたように定期的にQ3へ進めるだけの速さがある。ただ、前のマシンとの差はまだ大きすぎるので、懸命に取り組み続ける必要がある。ここは走っていてとても楽しいサーキットで、高速かつ流れるようなレイアウトだ。明日は大きなチャレンジが待っていると思う。明日の目標はこのパフォーマンスをポイントにつなげることだと分かっているし、フィールド全体で異なる戦略が見られると思うので、集中を切らさず、レース中に起きるあらゆることに対応できる準備をしておかなければならない」
10番手:ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
「とても満足している。素晴らしいラップだったと思うし、全体的に予選でのすべてのラップがとても良く、マシンにも本当に乗りやすさを感じていた。バクーで厳しい週末を過ごしたあとだけに、これはとても力強い反撃だと思うし、僕たちが投入したアップグレードパッケージの質の高さも示している。今は中団全体の差が縮まっているので、素晴らしい仕事をしてマシンを適切なウインドウに入れ、僕たちがプッシュするための自信を与えてくれたチームには脱帽だ。今日僕がこの走りをできたのはみんなのおかげで、本当に感謝している。明日はデグラデーションがかなり大きくなるけど、それは全員同じだ。良いレースをまとめ、タイヤを生かし続けてポイントを狙えればと思う」

11番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
「今朝のFP3は順調だったので、かなりフラストレーションのたまる予選だった。今週末ここまではマシンに競争力があったので、どこでこれほどペースを失ったのかを確認する必要がある。このセッションではタイヤにより苦戦したので、路面温度が高い明日はマネジメントが鍵になる。とはいえ、ここではオーバーテイクのチャンスがあるので、今日学んだことを生かし、レースですべてをまとめることに集中する」
12番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
「今季ここまでで最高の予選だったし、Q2ではトップから約1.5秒差で、今年最も接近できた。マシンはこれまでのレースと同じで、ストレートでパフォーマンスが不足していることは明らかだけど、このサーキットにはより適しているようだ。明日はタイヤマネジメントが大きな要素になるので、楽しみながらレースで何ができるか見てみよう」
13番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
「今日は良い予選だった。僕たちのマシンの限界を考えれば、今季でも最高クラスのラップをいくつか走ることができた。うまく機能するベースラインを見つけることができ、それによって正確かつ安定して走り、ラップごとに改善していくことができた。今日は良い仕事ができたけど、明日はダウンフォース不足によってタイヤをいたわることが難しくなるので厳しいレースになる。訪れたチャンスを生かすためにベストを尽くす」
14番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
「Q2に進出して14番手で予選を終えた。これは今年ここまでで最も競争力のある結果だ。Q1の2回目のプッシュラップで自分のなかでうまく噛み合い、かなり良くまとめられた。プラクティスより予選の方がマシンのなかで快適に感じられた。ただ、Q2ではいくつかミスがあり、もう少し引き出せたと思う。でも明日どうなるか見てみよう。金曜日はロングランをあまり走っていないし、高い気温、路面、タイヤデグラデーションによって難しいコンディションになる」
15番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
「明日適用されるグリッドペナルティがあることを分かったうえで臨んでいるので、僕たちにとっては通常とは異なる予選の日、そして週末になっている。本格的に予選を攻めることはしなかったけど、それは最初から分かっていたことで、燃料を多く積んだ状態での走行と、レースでマシンとタイヤから最大限を引き出すことに重点を置いてきた。FP3が実質的に初めて低燃料で走った機会だったけど、あらゆるコンディションでマシンは力強く感じられた。それはポジティブなことで、最近マシンに投入したアップグレードによって前進したことを改めて示している。明日のグランプリに向けて新品タイヤをいくつか残しているので、より柔軟性があり、戦略の選択肢も増える。それを生かせることを願っている。セットアップに取り組んできた成果が役立ち、レースでは楽しみながら何台か抜ければと思う。全体としてチームは予選をうまく管理し、ピエールもQ3に進出したので、明日はチームとして多くのポイントを獲得できればと思う」
16番手:アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
「今日の予選にはまずまず満足している。ペースが間違いなくあることは確認できたし、それはポジティブだ。明日のレースを最後尾からスタートするのはエキサイティングになると思う。多くのサプライズやチャンスがありそうなので楽しみにしている。今週末の走行の大部分はロングランに重点を置いてきたので、かなり良い準備ができていると感じている。2ストップと3ストップの戦略が混在する可能性が高く、面白いレースになるはずだ」
17番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
「最終セクターでロックアップするまではラップをうまくまとめられていただけに、残念な予選の終わり方だった。今は差が本当に小さいので、すべてのコーナーを正しく走らなければならない。残念ながら、あれによってかなりのラップタイムを失った。明日はタイヤデグラデーションが大きく、厳しいレースになるし、天候がさらに別の要素を加える可能性もある。後方からのスタートが理想的でないのは確かだけど、ここには多くの変数があるので、全力を尽くして順位を上げていきたい」
18番手:オリバー・ベアマン(ハース)
「ここまでは本当に厳しい週末になっている。2回目のランではターン1で左フロント、つまり外側のフロントタイヤをロックさせた。かなり珍しくて奇妙なことだったし、普通ならブレーキに何か問題があることを示すので、そこを調べる必要がある。最後のランには自信を欠いた状態で臨み、間違いなくタイムを残してしまった。それに加えて、率直に言えば僕の側では週末を通して遅かった。FP3でプッシュラップが2周しかなければ、ミスを修正する時間が十分にない。そのため予選には、マシンや自分のドライビングをどうすべきか推測しながら入ることになった。僕たちが15番手より上だったとは思わないけど、クリーンな週末を過ごせていれば、間違いなくQ2には進出できたと思う」
19番手:エステバン・オコン(ハース)
「少し残念だ。Q2を楽々突破できたと言うつもりはないけど、他のセッションでは全員が同時にコースに出て、その場でラップをまとめようとプッシュしていたときの方が良いパフォーマンスを発揮できていたと思う。それを再現できなかったのは残念だ。マシンはうまく機能していたし、チームは週末を通して良い仕事をしてくれた。僕たちがやってきた仕事には満足している。明日のレースではもっと引き出す必要がある。多くの戦略が考えられる長いレースになるので、訪れるすべてのチャンスを生かしていきたい」
20番手:アレックス・アルボン(ウィリアムズ)
「厳しい予選だったし、望んでいた結果ではなかった。セッションに向けてマシンにいくつか変更を加えたけど、期待していたパフォーマンスは得られなかったので、今夜データを確認して、そこから何を学べるか整理する。このサーキットが難しいことは分かっていたし、明日は僕たちにとって学習の日になる。戦略を検討して、どんな選択肢があるか確認する。タイヤデグラデーションがどのように推移するかを考えると、イベントの多いレースになり、そこで訪れるものを最大限に生かせることを願っている」
21番手:バルテリ・ボッタス(キャデラック)
「ここまでは僕たちにとってスムーズな週末になっている。もちろん結果を見れば最後方なので素晴らしいとは言えないけど、今週末はすべてを最大限に引き出せていると感じている。順調に進んでいて、ここまで問題にも直面していないので、週末を重ねるごとに明らかに前進している。昨日のロングランではウィリアムズとほぼ同等だったので、明日もそうであることを願っているし、彼らと少しレースができればと思う」
22番手:セルジオ・ペレス(キャデラック)
「チャレンジを楽しみにしている。ただ、ここが僕たちにとって難しいサーキットになり、ペースに苦しむことは来る前から分かっていた。だからこそ、新しいエンジンは、それをより生かせる可能性のある別のレースに温存した方がいいと判断した。今は明日に集中している。特にタイヤを管理し、スライドを抑えながら良いペースを維持することが求められる厳しいレースになる。今日はデグラデーションがかなり小さく見えたけど、明日はコンディションが変わるので、レースがどのように展開するか興味深い」











