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F1バーレーンGP初日分析:4強が0.1秒にひしめく大接戦 レースペースはレッドブルが僅差でトップ

F1バーレーンGP初日分析:4強が0.1秒にひしめく大接戦 レースペースはレッドブルが僅差でトップ

F1バーレーンGPの舞台として復活したマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットでは、金曜日のフリー走行から極めて僅差の戦いとなった。FP2ではトップ4チームが0.4秒以内に収まり、予選と決勝の勢力図を読み解くのが難しい状況となっている。

F1公式のデータ分析では、予選ペースでメルセデス、レッドブル、フェラーリ、マクラーレンの4チームがわずか0.1秒差。ロングランではレッドブルがわずかに先行するものの、フェラーリとマクラーレンもほぼ互角であり、高いタイヤデグラデーションへの対応が週末の勝敗を左右する最大のポイントになりそうだ。

予選ペースは4強がわずか0.1秒差

金曜日のデータを見る限り、現時点で明確な本命を挙げるのは難しい。

予選シミュレーションではメルセデスがわずかにトップに立ち、レッドブル、フェラーリ、マクラーレンと続く。しかし、トップ4チームの差はわずか0.1秒しかなく、事実上横一線と言える。

レースペースでも状況は似ている。こちらではレッドブルがわずかにトップとなり、フェラーリとマクラーレンがほぼ同等。その一方でメルセデスはトップから0.18秒遅れている。

ただし、金曜日は各チームの走行プログラムやタイヤ使用状況が異なるため、この数字だけで序列を確定することはできない。

F1バーレーングランプリ初日 予選シミュレーションペース

レッドブルは最も順調なスタート

レッドブルがセパンで最速のパッケージを持っていると断定するのはまだ早いものの、4強のなかで最もスムーズに週末をスタートさせたチームのひとつであることは間違いない。

マックス・フェルスタッペンはライバル勢とは異なる走行プログラムを選択。雨が早めに降り出す可能性を考慮し、ソフトタイヤでの走行をFP1に集中させ、FP2ではミディアムを使ったロングランに重点を置いた。

FP1では左フロントタイヤに大きなデグラデーションが発生したものの、それでもフェルスタッペンはトップタイムを記録。FP2でもミディアムタイヤのみで4番手につけた。

さらに、アイザック・ハジャーも前戦に続いて好調な滑り出しを見せ、FP1で3番手、FP2では2番手を記録した。レッドブル全体として高い競争力を示している。

メルセデスは「今季最も厳しい金曜日」のひとつ

一方、大型アップデートを投入したメルセデスについては、実力を判断するのが難しい。

ブラッドリー・ロード副代表は初日を「今季ここまでで最も厳しい金曜日のひとつ」と表現した。

ジョージ・ラッセルとキミ・アントネッリはいずれもソフトタイヤで代表的なタイムを記録できなかった。高温多湿のコンディションに加え、摩耗性の高い路面によって激しいデグラデーションに苦しんだためだ。

これがレースペースでトップ3から遅れた理由のひとつでもあり、チームは金曜夜の作業でデグラデーションを可能な限り抑えるセットアップを探ることになる。

それでもポジティブな材料はある。両ドライバーとも高速コーナーでダウンフォースが増えたことを感じており、アップデートされたパッケージについても、まだすべてのポテンシャルを引き出せていない。

土曜日までに理解を深めることができれば、ポールポジションと優勝争いに加わる可能性は十分に残されている。

マクラーレンはFP1から大きく改善

直近4戦で2勝を挙げているマクラーレンも4強の争いから外れてはいない。

レーシングディレクターのランディ・シンは、セパンの路面について「予想していたよりもはるかにグリップが低かった」と説明。また、路面も想定以上に粗く、それがチームにとって「少し驚きだった」という。

その影響もあり、FP1ではマシンを適切なウインドウに入れることに苦戦した。

しかし、FP1とFP2の間にセットアップを修正したことで状況は改善。データ上でもマクラーレンはトップ4チームの争いに加わっている。

オスカー・ピアストリは現状について「ほんの少し遅れているかもしれない」と認めながらも、FP1から大きく前進できたことを強調した。

「FP1からかなり進歩できたと思う。この流れを続けられればいいし、最終的にどこにいるか見てみよう」

F1バーレーングランプリ初日 レースシミュレーションペース

フェラーリも優勝争い圏内

フェラーリもメルセデス、レッドブル、マクラーレンと同様に、今週末の表彰台、そして優勝を争える位置につけている。

FP2でトップタイムを記録したシャルル・ルクレールは、ルイス・ハミルトンよりも初日の仕上がりに満足している様子だった。

ただし、全チームが高いデグラデーションに直面しているだけに、金曜夜から土曜日にかけて最も効果的な対策を見つけたチームが大きなアドバンテージを得ることになると警戒している。

「いい一日だったし、このサーキットについて多くのことを学べた。でも、日曜日までにはまだやるべきことがたくさんある」

「パフォーマンスは良かった。ただ、ライバルを過小評価してはいけない。明日は彼らがさらに速さを見せてくると思う」

「フィールドは接近しているし、今日は路面がかなり汚れていて滑りやすかった。今日から予選までにはかなり大きな路面の進化があると思う」

「デグラデーションが今週末の最大の話題になるだろう。コーナーの走り方が少し違うだけでもデグラデーションに大きな差が出る。だから面白いレースになると思う」

勝負の鍵はデグラデーション管理

金曜日終了時点で見えているのは、絶対的な速さ以上にタイヤをいかに長く機能させられるかが重要になるということだ。

予選ペースでは4強が0.1秒という極端な僅差。レースペースではレッドブルがわずかにリードしているものの、フェラーリとマクラーレンとの差は小さく、メルセデスにも改善の余地が大きい。

さらにセパンでは走行が進むにつれて路面コンディションが大きく変化することも予想される。金曜日のデータだけでは勢力図を決めきれず、土曜日のFP3は今季でも特に重要なセッションのひとつとなりそうだ。

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