アストンマーティン・ホンダF1に計50グリッド降格 アロンソ30 ストロール20
アストンマーティン・ホンダF1は、2026年F1第15戦アゼルバイジャンGPで、フェルナンド・アロンソとランス・ストロールの2台合わせて計50グリッド降格という大規模なペナルティを受けることになった。
アロンソは当初の25グリッド降格に追加の5グリッドが加わって計30グリッド降格。ストロールも複数のパワーユニット(PU)コンポーネント交換によって20グリッド降格となり、アストンマーティンの2台はいずれも決勝をグリッド後方からスタートする。
アロンソは追加ペナルティで30グリッド降格
アロンソはバクーで年間使用上限を超える5基目の内燃機関(ICE)、5基目のターボチャージャー、9基目のパワーユニット補機類を投入。これらの交換によって、当初は合計25グリッド降格のペナルティを科されていた。
さらにフリー走行3回目終了後、FIA(国際自動車連盟)はアロンソが今季7基目となるエナジーストアを投入したことを確認。これによってさらに5グリッド降格が加算され、アロンソのペナルティは合計30グリッドとなった。
現行のF1競技規則では、グリッド降格ペナルティが累計15グリッドを超えたドライバーは、決勝をグリッド後方からスタートする扱いとなる。
ストロールも20グリッド降格
チームメイトのストロールもアゼルバイジャンGPで複数のPUコンポーネントを交換した。
ストロールは今季6基目のターボチャージャー、7基目のエナジーストア、6基目のコントロールエレクトロニクス、8基目のパワーユニット補機類を投入。これによって合計20グリッド降格のペナルティを受けることになった。
アロンソの30グリッドとストロールの20グリッドを合わせると、アストンマーティン・ホンダF1がバクーで受けるグリッド降格は計50グリッドに達する。

FP3でもアストンマーティン勢は下位
アストンマーティンにとって、バクーでの厳しい状況はPUペナルティだけではない。
アロンソはフリー走行3回目を20番手で終え、トップタイムを記録したマックス・フェルスタッペンから2.590秒差だった。
一方、ストロールはターン1のイン側のウォールに接触。AMR26の左フロントを損傷し、チームからマシンをコース脇に止めるよう指示を受けたことで走行を切り上げ、セッション最下位に終わった。
ホンダF1のアップグレード投入後も苦戦
アストンマーティンは2026年シーズン序盤、深刻な振動問題をはじめとするマシンの問題に苦しみ、コンストラクターズランキング10位と厳しい戦いを強いられている。
チームは7月のハンガリーGPでBスペックのマシンを投入し、オランダGPではアップグレードされたホンダF1のパワーユニットを導入。アロンソはモナコGPでチームに今季初ポイントをもたらし、オランダGPでは9位に入って今季のチーム最高位を記録するなど、改善の兆しも見せていた。
しかし、アゼルバイジャンGPでは2台そろって年間使用上限を超えるPUコンポーネントの投入を余儀なくされた。アロンソ30グリッド、ストロール20グリッドという計50グリッド降格を抱え、アストンマーティン・ホンダF1はバクーで厳しい決勝を迎えることになる。











