アービッド・リンドブラッド レーシングブルズF1のブレーキに苦戦「毎周違う問題」
アービッド・リンドブラッドは、2026年F1アゼルバイジャンGPの予選を15番手で終え、苦戦が続く週末について「ずっと特に楽しくない」と率直に振り返った。
レーシングブルズは金曜日のバクーでペースを落とし、リアム・ローソンが12番手、リンドブラッドが15番手でともにQ3進出を逃した。リンドブラッドは前日のクラッシュによる影響に加え、ブレーキングやパワーユニット(PU)の問題にも苦しみ、マシンへの自信を十分に取り戻せないまま予選を戦った。
「週末ずっと特に楽しくない」
予選後、リンドブラッドはバクーでここまで思うように走れていないことを認めた。
「週末全体を通して、特に楽しくない。僕たち全員にとってチャレンジングな週末で、みんな懸命に取り組んでいる」
「仕方ない部分もあるけど、もちろん昨日のクラッシュのように、自分自身が招いた部分もある。FP1とFP2の序盤でもかなり走行時間を失った。そして今日はチーム全体としてかなり苦戦した」
前日のクラッシュによってマシンの仕様にも影響が出ており、チームメイトのローソンと同じ状態ではなかったことも明かした。
「クラッシュがあったので、リアムと同じマシンではない。それも助けにはならなかった。でも、とにかくブレーキングでかなり苦戦した」
ブレーキングに苦戦「毎コーナー、毎周違う問題」
リンドブラッドが最大の問題として挙げたのは、バクーで特に重要となるブレーキングだった。
「一番大きいのはそこだと思う。PUにもいくつか問題があって、それも助けにはならなかった。でも、ブレーキングがとにかく一貫していなかった」
「毎コーナー、毎周のように違う問題が出ていた。そういう状態では積み上げていくのがすごく難しい。特にここはブレーキングがすべてと言っていいコースだし、市街地サーキットだからミスをする余地もない」
チーム発表でもリンドブラッドは「僕たちの主な制限はブレーキングだった」と説明。複数のコーナーで問題を抱え、改善を積み重ねることが難しかったとしている。
相次ぐクラッシュで「少し自信を失った」
リンドブラッドは、直近2週間で2度クラッシュしていることも、限界まで攻めるうえで心理的な影響を与えたと認めた。
「特にここ2週間で2回クラッシュしているから、頭の中でそれを完全に切り離すのは簡単じゃない」
「マシンを無事に持ち帰りたいという気持ちもある。だから、それによって本当に限界まで攻めるための自信を少し失ったのは間違いないと思う」
前日のクラッシュによる走行時間の不足に加え、市街地コースで再びマシンを壊すことへの警戒もあり、予選で完全に限界まで攻め切ることは難しかった。

決勝にも悲観的「予選で平均的なら厳しい」
15番グリッドからの決勝についても、リンドブラッドは簡単なレースにはならないとの見方を示した。
「周囲のマシンとは戦う。でも、そこから本当に大きく順位を上げられるかと言われれば、そうは思わない」
さらに、今週末は燃料を多く積んだ状態でのロングランを一度も経験しておらず、決勝ペースには未知数な部分が残っている。
「分からない。今週末はまだロングランを1周もやっていないからね」
「残念ながら、現実として僕たちは通常、予選よりレースの方が遅い。だから予選ですでにかなり平均的な位置なら、決勝に向けていい兆候とは言えない」
「現実として、僕たちはそれほど速くない。もちろんベストを尽くすけど、簡単にはならないと思う」
前日のクラッシュ、走行時間不足、ブレーキングとPUの問題が重なり、15番手に終わったリンドブラッド。決勝では未知数のロングランペースを抱えながら、まずは周囲のマシンとの戦いから浮上の機会を探ることになる。











