アービッド・リンドブラッド F1バーレーンGP最後尾スタート PU交換でペナルティ
レーシングブルズのアービッド・リンドブラッドが、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催されるF1バーレーンGPで、パワーユニット(PU)交換によるグリッド降格ペナルティを受け、決勝を最後尾からスタートすることになった。
リンドブラッドのマシンには年間使用上限を超える新たなPUコンポーネントが投入される。19歳のルーキーにとって初めてF1マシンで走るセパンで、いきなり最後尾からの追い上げを強いられることになる。
PU使用上限超過で最後尾スタート
レーシングブルズは、リンドブラッドのマシンに新たなパワーユニットコンポーネントを投入し、年間使用上限を超えることを発表した。
F1のレギュレーションでは、ドライバーがシーズン中に使用できるPUコンポーネントの数が定められており、内燃機関(ICE)、ターボチャージャー、エキゾーストなどには年間の使用上限が設けられている。
最初に使用上限を超えたコンポーネントには10グリッド降格、その後の追加コンポーネントには5グリッド降格が科される。また、ひとつのグランプリで合計15グリッド以上の降格となった場合、そのドライバーは決勝を最後尾からスタートする。
リンドブラッドは今季これまでPU関連のグリッド降格を受けていなかったが、今回の交換によって最後尾スタートが決まった。
F1最後のマレーシアGPではわずか9歳
リンドブラッドにとってセパン・インターナショナル・サーキットでのF1レースは初めてとなる。
現在のF1グリッドでは12人がセパンでのレース経験を持っておらず、リンドブラッドもそのひとり。F1が最後にマレーシアを訪れた2017年、リンドブラッドはわずか9歳で、英国でカート参戦2年目を迎えていた。
「父と一緒に家のソファでこのレースを見ていたのを覚えている。昨日ハイライトを見たんだけど、何が起きたか全部覚えていたのが面白かった。だから明日、このサーキットを走るのは僕にとってすごく特別なことだ」
最後尾スタートという厳しい条件を背負う一方、リンドブラッドはセパンではオーバーテイクのチャンスがあると期待している。
「楽しいと思う。正直、このマシンならかなりいいと思う。天候も興味深いものになりそうだから、週末全体がもっと面白くなるかもしれない」
「予選はかなり楽しいと思うし、クールなコースだと思う。レースについてはタイヤがかなり未知数だ。過去にはかなりデグラデーションが大きいサーキットだったと思うから、雨やピットストップ戦略も含めてかなり面白くなる可能性がある。ここはオーバーテイクのチャンスもかなり多いと思うので、楽しい週末になってほしい」

ハジャーとコラピントもグリッド降格
今週末のF1バーレーンGPでは、リンドブラッド以外にもグリッド降格ペナルティを抱えるドライバーがいる。
レッドブル・レーシングのアイザック・ハジャーは5グリッド降格を受けることを木曜日に明らかにしている。
また、アルピーヌのフランコ・コラピントは、前戦F1アゼルバイジャンGPでピエール・ガスリーとランド・ノリスを巻き込む接触を引き起こしたことにより、5グリッド降格が決まっている。
そのため、現時点でF1バーレーンGPのグリッド降格が決まっているのはリンドブラッド、ハジャー、コラピントの3人。なかでも最後尾スタートとなるリンドブラッドは、オーバーテイクの可能性が比較的高いセパンでどこまで順位を取り戻せるかが決勝の焦点となる。











