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キミ・アントネッリ F1アゼルバイジャンGP初日に油圧トラブルも「いいリカバリー」

キミ・アントネッリ F1アゼルバイジャンGP初日に油圧トラブルも「いいリカバリー」

キミ・アントネッリは、F1アゼルバイジャンGP初日のフリー走行で油圧系トラブルに見舞われながらも、限られた走行時間の中で「いいリカバリーができた」と手応えを語った。

前戦F1スペインGP(マドリード)で勝利を挙げ、ドライバーズ選手権で81ポイントのリードを築いてバクー入りしたアントネッリ。しかし木曜日はFP1、FP2ともに十分な走行時間を確保できず、難しいスタートとなった。

FP1で油圧系トラブル FP2も前半を欠場
FP1でアントネッリは、1時間のセッションが折り返しを迎える直前にメルセデスのマシンに油圧系の問題が発生。コース上でマシンを止め、そのまま走行を終えることになった。

さらに、このトラブルによる火災のダメージを受けてパワーユニット交換が必要となり、FP2でもセッション前半を走ることができなかった。

それでもアントネッリは、FP1で5番手、FP2では2番手タイムを記録。限られた周回数の中でも速さを示し、初日の遅れを取り戻した。

「与えられた状況の中で最大限のことをしようとした。FP1ではかなりの周回を失ったし、FP2の半分を走れなかったのも決して理想的ではない。特にストリートサーキットではね」

「でも全体的には、いいリカバリーだったと思う。マシンの感触もかなりいい。もちろん、まだ取り組まなければならないことはいくつかあるけど、明日が楽しみだ」

アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ)

ラッセルが両セッション最速 メルセデスが好発進
チームメイトのジョージ・ラッセルは木曜日の両セッションでトップタイムを記録。FP2ではアントネッリに0.5秒以上の差をつけ、バクーの市街地コースでメルセデスの高い競争力を印象づけた。

ただし、メルセデスの副チーム代表ブラッドリー・ロードは、FP2で見られたライバルとのタイム差が実際の勢力図をそのまま表しているとは考えていない。

「マクラーレンやレッドブルを見れば、ライバルたちがかなり大規模なアップデートパッケージを持ち込んでいる。彼らも間違いなく争いに加わってくる。FP2終了時点でトップ勢に見られたギャップが、実際のパフォーマンス差を表しているとは思わない」

「全員がタイヤで同じような周回数を走るようになれば、すべてはもっと接近すると思う」

「我々も争いに加われることを期待しているし、そうあるべきだ。このような低ドラッグのサーキットでは、モンツァでも非常に強いパフォーマンスを発揮できた。ただ、ポールポジションを獲得するには相当な仕事が必要になるだろう」

限られた走行でも2番手 アントネッリは予選へ手応え
市街地サーキットでは走行時間の損失が大きなハンデとなるが、アントネッリはFP1とFP2で相次いで走行を制限されながらも、最終的にFP2を2番手で終えた。

一方で、両セッションを制したラッセルの速さから、メルセデスが低ドラッグ特性のバクーで有力な位置につけていることも示された。ただしチームは、予選に向けてマクラーレンやレッドブルとの差が縮まると警戒している。

初日に十分な周回数を重ねられなかったアントネッリにとって、残されたフリー走行でどこまでセットアップを詰め、F1アゼルバイジャンGPの予選に備えられるかが重要になりそうだ。

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