ジェローム・ダンブロシオ
ヴァージン・レーシングは、ジェローム・ダンブロシオを2011年のレースドライバーに起用することを発表。ダンブロシオは、ティモ・グロックのチームメイトとして2011年を戦う。

ジェローム・ダンブロシオは2010年、ヴァージンの金曜ドライバーとして、シンガポール、日本、韓国、ブラジルGPでルーカス・ディ・グラッシに代わってマシンを走らせていた。

ヴァージンのセカンドシートは、ジェローム・ダンブロシオ、ルーカス・ディ・グラッシ、ギド・ヴァン・デル・ガルデで争われていたが、最終的にヴァージンはダンブロシオの起用を決定した。

ジェローム・ダンブロシオは、ルノーF1チーム会長のジェラルド・ロペスとチーム代表のエリック・ブーリエが率いるグラビティ・スポーツ・マネジメントに所属している。

「マルシャ・ヴァージン・レーシングでF1のレースシートを得るというゴールを達成して興奮している」とジェローム・ダンブロシオはコメント。

「今年9月にチームに来たとき、これが僕が望んでいるものだと思ったんだ。たくさんのライバルがこのシートを狙っていたので、厳しいテストに合格しなければならなかったけど、同時に僕はチームとうまくやれていたし、自分の家を見つけたような気がしていた」

「とても居心地がいいチームだ。彼らはとてもプロフェッショナルで意欲的な人々だし、今後のチーム形成に関われるなんてエキサイティングだ」

「マルシャ・ヴァージン・レーシングが見せてくれた誠意に感謝したいし、これまで僕のキャリアを支えてくれたグラビティ・スポーツ・マネジメントにも感謝したい」

ヴァージン・レーシングのチーム代表ジョン・ブースは、ジェローム・ダンブロシオの金曜セッションのパフォーマンスを見ていたので、ダンブロシオと契約するという決断は非常に簡単なものだったと述べた。

「ジェロームは、2011年のレースシートとして真剣に考慮すべきドライバーとして、ずっと注目してきた。GP2での彼の進歩を間近で見ていたし、彼が“注目すべきドライバー”であることは明白だった。4回のレース週末とアブダビテストで走らせたが、彼は我々の期待を上回ってくれた」

「彼はチームに完全になじんでいたし、パートナーやメディアを含めた誰もが彼に好意を持った。F1カーを操るスキルを除いても、彼は周りを愉快にさせてくれる非常に魅力的な若者だ」

「彼は実績でこのシートを手に入れた。ティモとのコンビは若さ、経験、スピード、ポテンシャルといったものが完璧にブレンドされると思っているし、来シーズン、彼ら2人の活躍を見るのが待ち切れない」

「しばしばチャレンジングな状況に見舞われたが、ティモは我々のデビューシーズンに素晴らしい働きをしてくれた。間違いなくチームとパッケージを発展させるための力強い基盤を確立させることに役立ってくれた。2011年は彼にふさわしいマシンを提供し、さらに強いポジションを確立したい」

「最後に、チーム設立時に重要な役割を果たしてくれたルーカス・ディ・グラッシに感謝しなければならない。彼は、我々の開発に大きく貢献してくれた。彼の今後のキャリア成功を心から祈っている。とてもエキサイティングなキャリアになると確信している」

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カテゴリー: F1 / ヴァージン / ジェローム・ダンブロシオ