セバスチャン・ベッテル
セバスチャン・ベッテルは2日(火)、ミルトン・キーンズにあるレッドブルのファクトリーを訪れ、チームに別れを告げた。

1998年にレッドブルの若手育成プログラムに加入したセバスチャン・ベッテルは、6年間のレッドブル在籍期間に38勝と4度のワールドチャンピオンを獲得。レッドブルのジュニアチームであるトロ・ロッソのドライバーとして参戦した2008年のF1イタリアGPで初優勝を果たしている。

レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーとデザイナーのエイドリアン・ニューウェイは、セバスチャン・ベッテルへの餞別として2分の1スケールの牛の模型やぴったりとした赤い競泳用水着などを贈ったが、セバスチャン・ベッテルがともにチャンピオンに輝いたレッドブルのF1マシンの1台を手に入れるにはしばし待たなければならない。

「それがマラネロにひょっこり現れるとまずいのでね」とクリスチャン・ホーナーは冗談まじりに語った。

先週末、フェラーリでの初テストを終えたセバスチャン・ベッテルだが、改めてレッドブルの6年間に感謝の意を伝えた。

「本当に心からの感謝を全員に捧げる。僕たちが他よりも優れたマシンを持っていたのは、僕たちが優れたチームだったからだ。ありがとうという言葉では、僕が感じていることを言い尽くせない。この6年間は本当に素晴らしかった」

「僕たちが達成したことや成し遂げた仕事は、多大な情熱とコミットメントによるものだ。これからも僕の心に残り続けるだろう」

「この場所には僕の胸に残るたくさんのハッピーな思い出がある。最高の旅路だったし、みんなが僕にしてくれたことに心から感謝している」

画像

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル / レッドブル・レーシング