せバスチャン・ベッテル 「初F1テストでは怖気づいた」
セバスチャン・ベッテルは、2005年に初めてウィリアムズでF1マシンをテストをした時には、自分にF1ドライバーという仕事が務まるかどうか確信が持てなかったと述べた。

セバスチャン・ベッテルは、2005年9月にヘレスでF1マシンを初テスト。ウィリアムズのテストで、マーク・ウェバーとニコ・ロズベルグともにウィリアムズ BMW FW27のシートを共有した。

当時18歳だったセマスチャン・ベッテルは、25周を走行し、マーク・ウェバーから3秒以上離されていた。

今や4度目のワールドタイトルを目前にしているセバスチャン・ベッテルだが、初テストの頃はF3からのステップアップに怖気づいていたと認めた。

「初めてのテストでは、午前中にマークが乗ったクルマを午後に走らせた」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

「最初の数周は漏らしそうだったよ。もういい、これは本物の男のためのものだ、僕には無理だ、って思ったね。でも、しばらくしたら慣れたし、もっと走りたいって思った」

それ以来、セバスチャン・ベッテルは35勝を達成し、4年連続でタイトルを獲得しようとしている。

だが、今でもレースデーの朝にはナーバスになるとセバスチャン・ベッテルは語る。

「レースを愛する気持ちは何も変わっていない。挑戦するのは大好きだ。日曜日に目が覚めた時はまだちょっとナーバスになるね。グリッドを歩いている時はワクワクしていて、レースに期待しつつ、緊張もしている」

「緊張しすぎてて無理をするのはもったいないと思う。楽しまなければね。普通ではないことだし、誰でが経験できることではない。この24人、22人のF1ドライバーの1人になれて、僕はとても幸運だと思う」

セバスチャン・ベッテルは、来週末のF1インドGPで5位以上でフィニッシュすれば、タイトルが決定する。

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カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル