ミック・シューマッハ
ジャン・アレジは、ミハエル・シューマッハの16才の息子の“メディア露出”に警戒感を示した。

カートからADACドイツF4選手権へと進んだミック・シューマッハの歩みは世界中のメディアの想像をかき立てている。

Tuttosport を初めとするイタリアメディアはミック・シューマッハを「デビュー戦を見れば、父の遺伝子が彼に伝わっていることは明白だ」と伝えている。

先日、鈴鹿サーキットのモータースポーツファン感謝デーで走りを披露したジャン・アレジの15歳の息子、ジュリアーノもまた、今年からフランスF4選手権に参戦。父と同じ見慣れたヘルメットをかぶるジュリアーノは開幕戦のレース1とレース3で2度のポール・トゥ・ウインを飾っている。

開幕戦で勝利したミック・シューマッハと同様に、ジャン・アレジの息子もF1を目指し始めたことはまだあまり世界的には知られていない。

ジャン・アレジは「これは嫉妬などではない。実際、ミックは私にとっても息子のようなものだ」とコメント。

「また、ミハエルの置かれた特別な状況がこの注目に影響していることも知っている。彼ならきっと、このようなメディア露出を許さなかったと思う」とジャン・アレジは付け加えた。

ジャン・アレジは、ジュリアーノをフランスF4に行かせたことは正解だったと考えている。

フランスF4、20台すべてをフランスのオトスポールアカデミーが管理しており、“チームがない”カテゴリーとなっている。

「だから、弁解ができない。違いを生むのはチームではなく、ドライバーだ」

同アカデミーはこれまでにセバスチャン・ブルデー、ロマン・グロージャン、ジャン・エリック・ベルヌを輩出している。

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カテゴリー: F1 / ミハエル・シューマッハ / ミック・シューマッハ