ザウバー、シーズン中のF1撤退を否定
ザウバーは、財政危機により2013年シーズン終了前にF1から撤退するとの噂を否定した。

1993年からF1に参戦を続けるザウバーは、2009年にBMWのワークス支援を失って以降はプライベーターとしてF1を戦っている。

ザウバーの今季マシンC32は競争力を発揮できていないが、チームはマシン開発と改良を約束している。

しかし、 Blick は「財政的な理由によりマシン開発がストップしている」と報道。

ザウバーは、請求書の支払いが滞っているとの噂があり、チーフデザイナーだったマット・モリスはすでにマクラーレン移籍が公表されている。

シーズン中盤にはC32が様変わりすると語っていたザウバーの代表モニーシャ・カルテンボーンは、開発不足の理由を次のように述べた。

「しばらくの間、パートナー候補と交渉していました。あらゆることが考えていたよりも時間がかかっていますが、順調に進んでいます」

モニーシャ・カルテンボーンが語るパートナー候補は、ロシア世界最大の天然ガス企業“ガスプロム(Gazprom)”とされている。同社は、数年前にミナルディのスポンサーを務めていた。

ザウバーがシーズン最終戦をまでグリッドに存在することを確約できるかと質問されたモニーシャ・カルテンボーンは「2010年からずっと聞かれている質問です。現在、私たちは難しい局面を迎えていますが、2013年は最後まで続けます」と述べた。

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム