佐藤琢磨
佐藤琢磨は、インディカー 第14戦 ポコノの決勝レースをリタイアで終えた。

佐藤琢磨は、予選3番手からスムーズなスタートを切り、ターン3に3番手のポジションを保って戻ってきたが、メインストレートへと出るコーナーでスピンし、コース外側の壁に激突してレースを終えた。チームのウイングセッティングの計算が間違っており、想定していたよりも大きなダウンフォースがフロントにかかっていたために、リアのグリップが失われた結果だった。

佐藤琢磨(22位)
「大きなアクシデントでした。インディカーとポコノ・レースウェイのセーフティクルーによる迅速な救出作業に感謝します。少しアザはできるでしょうが、体は全く問題ありません。土曜日のプラクティスとコンディションは大きく違っていました。プラクティスでの走りから、私たちはダウンフォースを増やす必要性を感じていました。強く吹いている風についての対応も考えました。ターン3でリアが突然スピンしたのは、フロントウイングのセッティングが間違っていたからでした。フロントのダウンフォースを増やそうとガーニー・フラップを装着しましたが、それにより、計算以上にフロントのダウンフォースが大きくなっていたのです。予選3番手だっただけに、悔しいアクシデントです。最後までトップを激しく競い合うレースをしたかったので、残念です」

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カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー