ニコ・ロズベルグ
ニコ・ロズベルグは、技術的な理由によってメルセデスでのパワーバランスが変わったとするルイス・ハミルトンの主張を軽くあしらった。

2戦連続でニコ・ロズベルグに敗れているルイス・ハミルトンは、メルセデスがシンガポールでの不可解なパフォーマンス不調を受けてクルマを変更したと述べた。

アブダビでこのハミルトンの発言について質問されたニコ・ロズベルグは「彼が何について言及しているのか僕にはわからない」とコメント。

「クルマのフィーリングは同じだと思う。僕たちはいつもかなり接戦だったし、単純に振り子が他の方向に揺れているだけだと思う」

しかし、その原因は、ピレリの新しい高いタイヤ圧の導入、もしくは他の技術的な詳細だとの見方もある。

「それは全て情勢分析だと思う」とニコ・ロズベルグはコメント。

「そのために多くの仕事がなされたのは明らかだけど、僕が今リードしていることについて特定の理由はない。正しい疑問は、僕が今なぜ速いのかではなく、以前になぜ速くなかったのかだ」

今週末のアブダビで3連勝を狙うニコ・ロズベルグだが、馬力不足に見舞われる可能性を認める。

ブラジルで使用したパワーユニットに水漏れが発見され、ニコ・ロズベルグはアブダビの週末を通して1基のエンジンを使い通すとされている。

ニコ・ロズベルグは、実際にはトラブルはモンツァまで遡ると述べた。

「これは後半のレースでかなり大きな影響を与えている。とりわけアブダビはエンジントラックだ」とニコ・ロズベルグはコメント。

「基本的にシーズン全体で3基のエンジンだっということになる。今、僕たちは良いリズムを見つけ、さらにパワーを損なうことなくセットアップするためにどれくらいのプラクティスが必要かを考える必要がある」

馬力的にどれくらい不利かと質問されたニコ・ロズベルグは「どらくらいか言うことはできないけど、影響はある」と述べた。
した。

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カテゴリー: F1 / ニコ・ロズベルグ / メルセデスF1