F1 ヨーロッパGP予選 ドライバーコメント
2009 FORMULA 1 TELEFONICA GRAND PRIX OF EUROPE

1位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「ハンガリーで優勝したあと、僕たちは他がギャップを縮めたかどうかわからずにここに来た。明らかに僕たちはまだ競争力がある。長い間、このレベルのパフォーマンスを見ていなかった。去年は1回の走行だけの簡単な予選セッションができたけど、今年は通過するためにセッションのすべての時間を使わなければならなかった。今日はいくつかとても良いラップができし、とても競争力のあるポジションからレースをスタートできる。ヘイキにもおめでとうを言いたい。彼は素晴らしい仕事をした。週末ずっと僕たちの間はとても接近していたし、素晴らしいことだと思う。僕たちは自分達の力でフロントローを獲得できた。僕たち全員がとても長い間望んでいたことだ。」

2位 ヘイキ・コバライネン (マクラーレン)
「もちろん、フロントローからスタートすることを嬉しく思ているけど、最後の走行でミスをしてしまったし、もう少し速く走れたかもしれない。予選は非常に接戦になるとわかっていたし、クルマは競争力があると確信していたので、今日は本当に決意があった。結果として、少しハードにプッシュしすぎた。でも、リスクを想定してたし、1つ順位を失っただけだ。もっと良かったとしても、ルイスから奪っていたということだ。いずれにせよ、僕たちはフロントローを獲得していた。夏の閉鎖が終わってから、ワーキングのみんなは今週多くの素晴らしい仕事をしてくれた。彼ら全員にありがとうを言いたい」

3位 ルーベンス・バリチェロ (ブラウンGP)
「今日は素晴らしい良縁だったけど、タフだったし、もちろんポールを獲れなかったことには少し落胆している。僕たちはファクトリーでみんなが取り組んでくれたセットップを最大限に引き出すために金曜日に完璧な仕事として週末を順調にスタートした。彼らは素晴らしい仕事をしてし、ここの熱でもタイヤはかなりうまく働いていて、マシンの状態は良い。僕はQ3でニュータイヤで2周するというジェンソンとは若干異なる戦略をとった。2周目は過熱し始めたタイヤには少し大変だったし、残念ながらターン8でマシンのコントロールを失ってしまった。でも、3番手とマシンが競争力のあるペースを取り戻したことには本当に満足している」

4位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
「明日のグリッドはもっと前が良かったけど、望むことができた最大限だったと思うので、かなり満足している。特に午前中は多くのラップができなかったしね。僕たちは午前中に向けて進歩を遂げたし、予選のためにも進歩したので、明日にはかなり自信がある。マクラーレンは強そうだし、他のクルマが彼らに近づくのは難しいと思う。明日レースで彼らがどれくらい速いかわからないけど、1番手と2番手からのスタートは優勝する良いチャンスだと思う。僕たちも勝ちたいけど、様子をみてみるよ。このトラックが好きだし、僕たちにとってここでトップになるのは少し難しいけど、明日は長くて暑いレースなので、まだわからないよ」

5位 ジェンソン・バトン (ブラウンGP)
「今日はチームにとってかなり良い予選セッションだったし、クルマは初めから終わりまで力強かった。残念ながら最速ラップのターン4でミスをしてしまった。Q3の最後の走行では1回の計測ラップだけだったので、ポジションに妥協を強いられてしまった。ポテンシャルはもっとあったので残念だけど、5番グリッドは悪くない。燃料を積んだ状態でクルマのフィーリングはかなり良いので、明日レースで何をもたらせるか様子をみてみるよ。サーキットはオーバーテイクには向いていないけど、良い結果のために全力を尽くすつもりだ」

6位 キミ・ライコネン (フェラーリ)
「正直、僕たちがフロントローほど速くなかったとしても、今回はシーズンで最高の予選セッションのひとつだった。最終的な結果は、基本的にどのようなスタートをするかにかかっている。遅いクルマの後ろになってしまったら、レースは妥協を強いられることになるので、いくつか順位をあげることが非常に重要だ。軽いタンクでは少しクロしていたけど、Q3で見ることができたように僕たちはレースではそれなりに競争力があると思う。これまでは良い週末だったし、F60のパフォーマンスには満足している」

7位 ニコ・ロズベルグ (ウィリアムズ)
「予選は全体的に問題なかった。たぶん他のみんなより重い燃料で7番手なので、レースでは力強い戦略がある。KERS搭載マシンを予選で上回ろうとすることに意味はなかった。いずれにしても彼らはオフラインからオーバーテイクするだろうからね。彼らの後ろでより多くの燃料を積んで予選をして、そのあとレースで彼らを打ち負かす方が好ましいと思う。このトラックは僕たちのクルマに適しているので、明日のレースではポイントを獲れると思う」

8位 フェルナンド・アロンソ (ルノー)
「今日はとても暑くて、タフなセッションだった。始めは3番手か4番手になれると思っていたけど、Q1のあと僕たちが考えていたほど競争ではないことがわかった。もちろん、8番手には満足していないけど、Q2と同じポジションなので、これが今日のマシンの限界だったと思う。ファンのみんなのためにはもっと良いグリッドポジションの方が良かったので残念だけど、明日のレースでは全力を尽くしたい」

9位 マーク・ウェバー (レッドブル)
「今日はタフな予選セッションになると予想していたし、本当にそうなった。トップ6またはトップ8だろうと思っていたので、僕たちにとっては最高の日ではなかった。これまでで最悪の予選セッションの1つだけど、ここから何ができるか様子をみてるよ。いつものように猛烈に戦うつもりだし、レッドブルはその方法を知っている。多くのポイントが獲れると期待している」

10位 ロバート・クビサ (BMWザウバー)
「最近グリッドの後方からスタートしていたので、予選10位 に落ち込むことはできないよ。僕たちは現実的でいなければならない。今日は全体的に良い一日だったと思う。残念ながた最後の走行でトラフィックがあって、小さなミスをしてしまった。コンマ数秒を犠牲にしてしまった。明日ポイントを獲ることは難しいだろう」

11位 ニック・ハイドフェルド (BMWザウバー)
「今年、予選トップ10を逃して、0.1秒で11番手だったのは6回目だ。もちろん、ちょっと落胆してはいるけど、一方では燃料が自由なので良いレースができることを期待している。チームのみんなが良いパフォーマンスを発揮して、将来のために彼らが何ができるかを示そうと決意している。クルマは全体的にいくらか良くなっているし、11番手からポイントを獲ることは可能だと思う」

12位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
「僕たちはここで週末ずっと速かったし、全てがとてもうまく働いている。マシンに施したアップグレードには本当に満足しているし、チームは素晴らしい仕事をしてくれた。僕たちは、ここ数カ月で大きな進歩を遂げているし、今は全てのセッションを本当に楽しんでいる。今朝は予選に向けてベストな準備ができたけど、ポジションを複製する可能性はないだろうと思っていた。予選のコンディションは、かなりグリップが低くて気温も高かったので実際かなりタフだったけど、ラップタイムはとても接近していた。それがこのサーキットの特性だと思う。僕たちはQ3からほんの100分の数秒で逃した。僕たちにとってここで初ポイントを獲りたいと言うことは適当な目標でもあるし、僕たちは良いポジションにいると思う」

13位 ティモ・グロック (トヨタ)
「あまり良い結果ではなかった。短時間となった午前中のフリー走行3回目では、ペースを刻むのに少し苦労し、その結果、あとほんの少しと迫りながらも、トップ10入りを逃したのは残念だ。最初の予選セッションでトラブルを抱えた。しかし、リアタイヤがグリップ不足になり、一時的にラップタイムが落ち込んだ最終コーナーまで、第2セッションでのクルマの感触は、それほど悪くなかった。精一杯やったが、タイヤはもたなかった。明日は、ハンガリーGPと同じ13番手からの決勝スタート。ハンガリーで出来たように、ポイントを獲得するにはどうすれば良いか考えたい。大変なタスクかもしれないが、ベストを尽くしたい」

14位 ロマン・グロージャン (ルノー)
「初めての予選セッションで、昨日目標にしていたことなので、Q2に入れたことに満足してる。僕と作業してくれたチーム全員と役に立つアドバイスをくれたフェルナンドに感謝したい。世界最高のドライバーと一緒に戦うなんて信じられない感覚だし、明日、初グランプリをスタートすることを本当に楽しみにしている。レースで可能な限り良い結果を出せるように全力を尽くすつもりだ」

15位 セバスチャン・ブエミ (トロ・ロッソ)
「Q1では良いラップタイムで6番手だったので、Q2には進めたけど少しがっかりしている。Q2では特にアウトアップでタイヤの状況をうまく管理できなくて、Q1より悪くなってしまった。Q3に進むことも可能だったかもしれないので、これから何が起こったか調べなければならない。僕たちは前進している」

16位 ジャンカルロ・フィジケラ (フォース・インディア)
「今日は簡単にQ2に進めるだろうと思っていたので、今回の結果にはとてもがっかりしている。残念ながら1周目は最後の走行でトラフィックに捕まってしまい、2周目には最終セクターで0.6〜0.7秒くらい失った。それがなければこれまでの週末から考えて通過できたと本当に感じている。タフなレースになるだろう」

17位 中嶋一貴 (ウィリアムズ)
「Q1でエンジンが停止してクルマが壊れてしまったので、僕たちができることを示すチャンスはありませんでした。今日はトップ10に入る強さが十分にあったと思うので残念です。レースペースは良いので、明日はそれを効果的に使って、全力を尽くします」

18位 ヤルノ・トゥルーリ (トヨタ)
「少し難しい予選になると予想していたが、ここまで悪いとは思っていなかった。午前中のセッションでは、グリップ不足をほんの少々感じたものの、クルマの調子は普通だった。しかし、午後の予選で状況が悪くなり、グリップが全くなくなり、どうすることもできなかった。一生懸命に走行し、いつもよりリスクを感じるほど攻めたが、上手く行かなかった。私たちがなぜ、こんなに苦戦しているか分からない。明日の決勝では、ベストを尽くし、好結果を出したい」

19位 ハイメ・アルグエルスアリ (トロ・ロッソ)
「自分になにができるかはわかっているし、2回目のF1セッションなので、忍耐強くなければならない。今回のトラックは、ハンガリーの初レースより長いけど、前のドライバーとのギャップは小さくなっているので満足している。ドライブするたびにマシンの中で自信が増している。明日はもっと暑くなると思うので、タフになるだろう。レースは良い仕事ができると考えているし、マシンをホームに持ち帰って、少なくとも15位以内で終えたい」

20位 ルカ・バドエル (フェラーリ)
「どんな状況でも最後は良いことではないので、もちろんちょっと落胆している。でも、タフになるだろうことはずっとわかっていた。以前も言ったように、今週は僕とチームとってテストのようなものだし、それが僕たちが取り組んでいることだ。でも、多くのラップをこなして自信も増しているし、昨日よりは状況は良くなったと感じている。明日はレースに完走することが重要だし、それが僕の目標だ。体力的には調子がいいと思うし、その点については問題ない。確かに、2日間テストができていれば、違ったストーリーだったかもしれない」

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カテゴリー: F1 / F1レース結果