F1 レッドブル フェルナンド・アロンソ
レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、フェルナンド・アロンソ加入の可能性を完全に除外。シンプルに“ホンダには出入り禁止”だと語った。

今季、レッドブル・ホンダのドライバーを務めるピエール・ガスリーは期待されていたパフォーマンスを発揮することができておらず、すでにF1シート喪失の危機が繰り返し報じられている。

昨年限りでF1を離れたフェルナンド・アロンソは、ル・マン24時間レースを2連覇してトヨタとのWECプログラムを終了。来季の活動は白紙となっており、F1復帰の可能性については“チャンピオンを狙えるチーム”であれば考えたいと述べている。

先日、レッドブルのF1チーム代表クリスチャン・ホーナーの妻で元スパイスガールズのジェリ・ホーナーがテレビ番組 Hangar 7 にゲスト出演。レッドブルは経験豊富なドライバーを探すべきだと夫にアドバイスし、「過去の偉大なドライバーを思い出すべき。たとえばアロンソとかね」とフェルナンド・アロンソの名前を挙げて話題となった。

ヘルムート・マルコによると、フェルナンド・アロンソは、レッドブル・ホンダにフリーなシートがある場合、自分は獲得可能であることを伝えてきているという。

「アロンソ陣営はそういう位置づけにいる」とヘルムート・マルコは motorsport-total.com にコメント。

だが、フェルナンド・アロンソのレッドブル・ホンダへの加入はシンプルに“ホンダにとって完全に出入り禁止”のためにありえないと語った。

2015年に新生マクラーレン・ホンダに加入したフェルナンド・アロンソは、3年間でホンダのF1エンジンを繰り返し酷評。2015年のF1日本GPでホンダの上層部が観戦する前で“GP2エンジン”だと非難した無線はあまりに有名だ。

ホンダは、フェルナンド・アロンソについて公にはコメントはしていないが、完全拒否であることは明らかだ。

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