セバスチャン・ベッテル F1ブラジルGP 予選結果
レッドブルは、F1ブラジルGPの予選で、セバスチャン・ベッテルが1番手、マーク・ウェバーが2番手だった。

セバスチャン・ベッテルは、この日唯一の1分11秒台をマークし、今季15回目のポールポジションを獲得。1992年にナイジェル・マンセルが記録した年間最多ポールポジション記録を破った。

マーク・ウェバーも0.181秒差で2番手タイムを記録し、レッドブルは今季6度目となるフロントローを独占した。

セバスチャン・ベッテル (1番手)
「この記録は本当にスペシャルだ。もちろん、ナイジェルの方が3、4 レース少なく記録を達成しているけれども、今年は驚くべき年だったし、驚くべき旅だった。そして、まだシーズンは終わっていない。明日には、また別の1章がある。僕はとてもハッピーだ。信じられない。昨日はこんなにハッピーじゃなかったのに、今朝はクルマにも満足できた。昨日よりもずっと僕好みのクルマになっていて、そこからさらにクルマを仕上げていって、ポールポジションを獲得することができた。自分の力も分かっているし、どれ位のタイムが出せるかも分かっている。ラインを越えた時には、タイムを見なくても、どんな結果か分かるんだ。今日はあまり差がなかったから、なおさら満足感が大きかった。無線でエンジニアの『やった!』という声が聞こえて来た時は、もっと嬉しかったよ」

マーク・ウェバー (2番手)
「今日の予選はチームの全員がとても良く頑張ってくれた。セバスチャンとは接戦だったが、彼がまた最高の予選ラップを走った。あまり大きな差はなかったけどね。今日は良い予選セッションだった。天気の具合でレースも影響を受けるだろう。家でTVを見ている人たちにとってはその方が良いだろうけど、コックピットに座っている僕たちは白髪が増えるだろうね。レースが楽しみだよ。良いレースになると思うし、良いリザルトでシーズンを終えることができれば最高だからね」

クリスチャン・ホーナー
「今日は、セバスチャンとチームがF1の新記録を達成した。セバスチャンにとっては小さな歴史のひとかけらだ。彼はまさに、それにふさわしいドライバーだと言える。ナイジェルとタイの記録を達成した2 週間後の今日、彼は、歴史に名を残す有名ドライバーたちを凌駕する記録を達成した。最高のパフォーマンスだった。今日はマークも最高のパフォーマンスを見せ、フロントローを独占することになった。明日の2011年度最終戦は本当にエキサイティングなレースになるだろう」

シリル・デュモン(ルノー)
「15回目のポールポジションを達成し、セバスチャンがF1の記録を更新した。マンセルの記録を更新したんだ。素晴らしいよ。マークも素晴らしく、フロントローを独占することになった。今季最後の土曜日を1−2 で終えることができたのも、驚異的なパフォーマンスを見せてくれているクルマのおかげだ。この予選結果が明日のレースの力強いフィニッシュへと繋がることを願う。1−2でシーズンを終えることができたら最高だ」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1ブラジルGP