フォーミュラ1
ピレリが、2017年 F1 開幕戦 オーストラリアGPの決勝レースを振り返った。

フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、1ストップ戦略でオーストラリアグランプリを制した。ベッテルは、ポールシッターのルイス・ハミルトンよりも長い第1スティントをウルトラソフトで走行し、ピットストップ後にメルセデスのハミルトンの前でコースに戻った。

トップ4を含めた完走車の多くが、ウルトラソフト-ソフトと繋ぐ1ストップ戦略を採用した。決勝では全3種類のスリックコンパウンドが使用され、終盤に記録されたファステストラップは、昨年の記録より2秒以上速いものだった。大半のドライバーが、ウルトラソフトでスタートした。ソフトでスタートしたドライバーの中の最上位は、このレースでフォーミュラ1デビューしたザウバーのアントニオ・ジョヴィナッツィだった。

マリオ・イゾラ (ピレリ カーレーシング責任者)
「フォーミュラ1の新しい時代が、ここオーストラリアで華々しく開幕しました。ドライバーたちが各スティントで終始ハードにプッシュし、接戦が展開されていました。我々の予測通り、1ストップ戦略が主流となり、トップ4ドライバーは、フィニッシュまで確実に走行することを狙って第2スティントでソフトタイヤを使用しました。サーキットでの摩耗とデグラデーションのレートが低かったこともあり、タイヤにとっての負荷が大きくなかったとはいえ、各ドライバーのガステストラップの中には、30周以上を走行したソフトコンパウンドでレース終盤に記録されたものもありました」

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カテゴリー: F1 / ピレリ / F1オーストラリアGP