ピレリ 2016 F1中国グランプリ
ピレリが、F1中国グランプリの決勝レースを振り返った。

メルセデスのニコ・ロズベルグが、シーズン中でも屈指のチャレンジングでアクション満載となった中国グランプリを、ポール・トゥー・ウィンで制した。

3ストップ戦略が主流となったが、その内容は多岐に渡った。

ニコ・ロズベルグは、ソフト-ソフト-ミディアムと繋ぐ2 ストップ戦略で優勝。6位に入賞したウィリアムズのフェリペ・マッサも同じ戦略を採った。

メカニカルトラブルの影響で最後尾からスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトンは、5ストップという全く異なる戦略で7位を獲得した。

合計13名のドライバーが、使用可能な3種類のコンパウンドを全て使用し、今シーズンのレギュレーションによって戦略の幅が広がったことを印象付けた。

ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)
「ピレリがタイトルスポンサーを務めた 2016 年中国グランプリは、大半のチームが十分なドライ走行ができないまま決勝を迎えたため、戦略の予測は 難しい状況でした。しかし、ロズベルグとメルセデスは、ソフトタイヤでスタートを切り、適切な戦略を遂行しました。ソフトタイヤによるスタートは、予選の時点から戦略が開始されていたことを物語っていました。上海はシー ズン中でも屈指の厳しいサーキットですが、ロズベルグは 2 回のストップのみで優勝しました。2 位以下では広 範囲に渡る戦略が見られ、今シーズンのレギュレーションである 3 種類のコンパウンド選択を、各チームが如 何に活用しているかを示していました」

2016 F1 中国グランプリ 結果
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カテゴリー: F1 / ピレリ / F1中国GP