スズキ オートギヤシフト
スズキは、マニュアルトランスミッションの利点とオートマチックトランスミッションの利点を両立させた新トランスミッション「オートギヤシフト(Auto Gear Shift)」を開発したことを発表した。

オートギヤシフトは、新5速マニュアルトランスミッションに、クラッチ及びシフト操作を自動で行う電動油圧方式アクチュエーターを搭載した新開発のオートメイテッドマニュアルトランスミッション(Automated Manual Transmission:AMT)である。

オートギヤシフトは、アクチュエーターとコントローラーを一体化し、トランスミッションに直付けする事で作動系の一体性を図り、またクラッチおよびシフトとエンジン協調の制御を工夫することでシフトの円滑化を実現した。

基本機構がマニュアルトランスミッションのため、燃費性能はマニュアルトランスミッションと同等であり、さらにコンピューターにより最適に制御されたギヤチェンジ操作が低燃費走行に貢献する。また、ドライバーによるクラッチペダル操作及びシフト操作が不要となるほか、発進時のクリープ機能を備えており、車庫入れ時や渋滞時にも容易な運転を可能にする。

運転を楽しみたいときはマニュアルモードを選択でき、マニュアルトランスミッション同様ドライバーによる任意のタイミングでのシフトチェンジが可能となる。マニュアルトランスミッションのダイレクトなドライブ感との相乗効果で、運転の楽しさを提供する。

スズキは、2月5日よりインドで開催されるデリーオートエキスポにおいて、オートギヤシフトを搭載した新型車を公開する。

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カテゴリー: F1 / F1関連