ルカ・ディ・モンテゼーモロ
FOTAは、F1で更なるコスト削減が行われるのであれば、参戦チームに支払われる分配金を改定すべきだと主張する。

FOTAは、数日後にFIAのマックス・モズレー会長と会う予定になっており、FOTAの会長を務めるフェラーリのルカ・ディ・モンゼーモロ会長は、コスト削減対策はチームへの分配金増額と同調して進めるべきだと語る。

コストを理由にしたホンダのF1撤退を受け、モンテゼーモロは「近いうちにマックス・モズレーとの会議を開き、我々の提案の詳細を説明して、F1のショーの改善について話し合うつもりだ。さらに、我々はバーニー・エクレストンと会って、収入の分配について話し合うことで合意した」と述べた。

バーニ・エクレストンからの分配金を増額するというチームのスタンスは、マックス・モズレーからも支持を受けている。モズレーは先月、“FIAは収益分配金の増額を推進したい”との文書をFOTAに送っている。

マックス・モズレーはこの中で、将来のコスト削減計画を説明している。

「FIAは、FOTAとともにFOMに賞金の分配を求め、12チームがそれぞれ少なくとも5,000万ドル(46億5,000万円)を受け取れるよう保証したい。これによって、新チームがチャンピオンシップに参戦する可能性が高まる。そうすれな、ふたつの空席だけでなく今後の空席も埋まり、フルグリッドが保証されるだろう」

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カテゴリー: F1 / F1関連 / FOTA / FIA(国際自動車連盟)