メルセデス ルイス・ハミルトン ステアリング
メルセデスは、ルイス・ハミルトンのスタート問題を克服するべく、ステアリングに変更を施した。

今年、ルイス・ハミルトンはスタート時にいくつも順位を落としており、スタンディングスタートは本当に問題だった。最近では、日本GPのスタート順位を6つ落として劣勢に立たされたため、メルセデスは彼を助けるために何ができるか詳細に検討することになった。

F1ブラジルGPにむけて、メルセデスはいくつか重要な構造的変更を行った。チームはステアリングの背後にあるクラッチとギアチェンジレバーの形状を修正した。

シフトアップのギアチェンジパドル(左の矢印)は、昨シーズンにチームメイトのニコ・ロズベルグが使用していたものと非常によく似た延長部分が追加され、クラッチ(右の矢印)に近い位置になっている。

クラッチには、指でのコントロールを改善するために三角形のウェッジ・グリップがついている。

残念ながら、インテルラゴスのレーススタートはセーフティカー先導となったため、メルセデスの最新の変更の有効性を評価することはできなかった。

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / ルイス・ハミルトン / F1マシン