メルセデス F1 2016 ベルギー 予選
メルセデスは、F1ベルギーGPの予選で、ニコ・ロズベルグがポールポジションを獲得。55グリッド降格が決定しているルイス・ハミルトンが21番手だった。

ニコ・ロズベルグ (1番手)
「予選までは難しい週末だった。特に今日の午前は僕たちのペースが少し遅いと考えていた。だから、今日はポールポジションを掴めて本当に嬉しかった。レッドブル勢が金曜日のロングランで最速だったので、彼らに勝つためにベストを尽くす必要がある」

「今週末はここの暑さでタイヤが大きなチャレンジだ。デグラデーションがとても高い。グリップの低い固めのタイヤでスタートするのは不利だし、マックスの方がスーパーソフトで素早くラインを離れるだろう。だから僕が当てにしているのは、少しの運とセーフティカーかもしれない。ルイスは上位までかなり早く上がくるはずだし、彼も無視することはできない。とにかく、予選には満足しているし、明日が楽しみだ。エキサイティングで激しいレースになるだろう」

ルイス・ハミルトン (21番手)
「まず最初に、チームは信じられないくらいの仕事をしてくれた。ブリックスワースのみんながエンジンを造り、ここにいる全員がそれを組み上げてマシンに乗せてくれた。彼らに心から感謝している。ここに新しいエンジンを持ってきて、FP1の後にそれを外し、FP2で新しいものを搭載した。そして、FP3の前に同じことをやるなんて、とにかく信じられない仕事だ。今日は僕は55グリッドのペナルティがあるけど、シーズン末までに3基の新しいエンジンがあるのはポジティブだ。今日について言えば、僕にとっては間違いなく奇妙な予選セッションだった。僕のペースを見せることに何の意味もなかった。重要なのはレースの準備だけだった。僕にとっての鍵は、ポイントのロスを最小限に抑えて明日を終えることだ。つまり、できるだけ多くのフレッシュタイヤを残しておかなければならないし、マシンのセットアップをしっかりやっておかなければならない。今はどんなプランか言えない。チームはもう何がベストかわかっているだろうし、それについては後から話し合う。僕たちはここでは余裕で最速というわけではない。全員がかなりのデグラデーションを抱えているし、誰もがタイヤのケアに苦労するだろう。簡単で快活な一日とはほど遠いけど、とにかく他の人たちを狙い撃ちにしていける位置だ。ピットストップは多いだろうし、何があるかは誰にもわからない。トラフィックの中を戦っていくしかないけど、いつもどおり自分のベストを尽くして、どこまで行けるかやってみるだけだ」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / F1ベルギーGP