パスカル・ウェーレイン
メルセデスは、リザーブドライバーを務めるパスカル・ウェーレインを金曜フリー走行で走らせることを検討している。

今年9月、メルセデスはドイツ出身のパスカル・ウェーレイン(20歳)を新リザーブドライバーに任命した。

それ以来、パスカル・ウェーレインは、ブラックリーにあるメルセデスのF1シミュレーターで作業を続け、アブダビテストではチャンピオンマシンのW05で最速タイムをマークしている。

今年、メルセデスのプレミアチームHWAからDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に参戦し、DTM最年少のレースウイナーとなったパスカル・ウェーレインは、現在、2015年にF1で次のステップを踏み出す準備を進めている。

「F1で満足のいくマイレージを積み重ねることのできる場所はもちろん多くない」とメルセデスのトト・ヴォルフは Sportwoche にコメント。

報道によると、トト・ヴォルフは、パスカル・ウェーレインを2015年にGP2に参戦させることは真剣に検討しておらず、代わりに“F1でのリザーブもしくはテストの役割、あるいはより小規模なチームでの金曜フリー走行参加”を検討しているという。

2015年のメルセデスのエンジンカスタマーは、フォース・インディア、ウィリアムズ、ロータスとなる。

パスカル・ウェーレインは、ステップアップへの準備はできていると語る。

「それはマグヌッセン(マクラーレン)やクビアト(トロ・ロッソ)がF1に来てすぐに速さを発揮するのに役に立っていると思う。僕たちの世代にはそれができると思うし、若手ドライバーが起用される流れが続くといいね」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / パスカル・ウェーレイン