マクラーレン、ホンダのアップグレード版エンジンにゴーサイン
フェルナンド・アロンソは、F1マレーシアGPの金曜日にアップグレード版エンジンで走行。新しいパーツがシーズンの配分を超えているため、アロンソは決勝レースでグリッドペナルティを科せられる。
フェルナンド・アロンソは今週末は新しいエンジンでレースはしないが、マレーシアでの導入はホンダのホームグランプリである鈴鹿でペナルティを避けることができ、ホンダにトラック上でのデータ収集を可能にした。
マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「今日には満足している。まったく問題なく多くのマイレージを稼ぐことができた」とコメント。
「今後、そして、シーズン末にむけてのゴーサインだ」
「主に補強されたブロックといくつかのものによるエンジンの信頼性のためのものだ」
「もう少しうまくパワーユニットを活用できる可能性はあるが、アップグレードの結果は単なる純粋なパワーが第一ではない」
「フェルナンドは、すぐに調子をつかんで、タイム面（FP2で7番手）で印象的な速さを見せるなど、ポジティブな週末のスタートを切った」
「彼がグリッドペナルティを科せられるのはフラストレーションを感じるが、それは我々がすでに週末で考慮にいれていたことだ」
「我々は日曜日にその妨げにベストな対処をするためにクルマと戦略を彼に提供できるよう懸命に作業していく」
エリック・ブーリエは、ジェンソン・バトンがアップグレードを得るのは“彼のエンジンのマイレージが限界に達したとき”だと述べており、それは日本GP後になる可能性が高い。
ホンダが将来、第2のF1チームにパワーユニットを供給するという話題について、エリック・ブーリエは、エンジンパートナーがより多くのクルマに供給することはマクラーレンにとって利益になるかもしれないと述べた。
「我々は、過去にオホンダと合意した1つのチーム、我々に集中した方がいいという立場にいる」とエリック・ブーリエは述べた。
「レギュレーションは代わり、将来、エンジンマニュファクチャラーにはいくつかの義務（要求があった場合により多くのチームに供給する）がある」
「どこかの段階で、ホンダとマクラーレン・ホンダのパッケージにとって、もう一つのチームを持つことが利益になるかもしれない」
「いつかはわからないし、将来それが起こる可能性に彼ら自身が備えているとみなしている」
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