マクラーレン・ホンダ
マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、F1モナコGP初日のフリー走行を振り返り、FP1で発生したジェンソン・バトンの事故の再発防止を主催者側に求めた。

F1モナコGPのフリー走行1回目の終了間際、排水溝の蓋が外れてジェンソン・バトンのマシンに直撃するという事故が発生。この事故により、ジェンソン・バトンのマシンのフロントウイング、フロントサスペンション、ブレーキダクトとフロアが大破し、赤旗が提示された。

「今朝は排水溝の蓋がジェンソンのマシンを直撃するというアクシデントがありましたが、幸いジェンソンにケガはありませんでした」とエリック・ブーリエはコメント。

「本グランプリの主催者は、サーキットができる限り安全な状態になるよう懸命に仕事をしてくれていますが、我々は今日の事故で実際になにが起こったのかを調査し、再発防止に努めなければなりません」

「この名高いレーストラックで迎えるフリー走行の初日には、いつもたくさんの仕事をしなければなりません。午前中は予想外にグリップが低く、それを理解するのに少し時間がかかったため、予測不可能なセッションとなりました。また、今日は実力がはっきりしない結果だったと思います」とエリック・ブーリエはコメント。

「我々はこの難しいサーキットの特徴をより理解するために、多数のテストを実施しました。ただ、これからは土曜日の予選に向けて、パフォーマンスを最大限に引き出すことに集中します。土曜日は今シーズンの中で最も重要な予選セッションとなります」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1 / F1モナコGP