マクラーレン
マクラーレンの最高権威者ロン・デニスは、その傑出した歴史のなかで最も不成功な期間を経験しているチームの苦境の深さについて語ったが、ホンンダとのパートナーシップにおいて、今でも楽観的な姿勢に変わりはないと語る

現状がいかに厳しいかを聞かれたロン・デニスは「状況は私を除いた全員を驚かせているようだね」とコメント。

「私は以前にそれを経験しているからね。我々は着実に、そして、かなり大きな前進を果たしている。3〜4レース前、我々はサーキット特性によってせいぜい安定水準に達した状態でカナダに着くだろうことはわかっていた」

「しかし、実質的に我々が行っているあらゆるステップが、チームが予測した通りに我々を前進させているし、我々は計算とトラック上のパフォーマンスにといて非常に良い相関関係を得ている。それは有望なことだ」

「我々のコミットメントは、ワールドチャンピオンに勝つというままだ。クルマの各面にレーザーフォーカスすることを要求されるし、全てがベストのなかのベストでなければならない。ホンダも我々もこれほどまで難しいとは思っていなかった。だが、彼らはエンジンだけでなく、R&D施設に関しても完全にまっさらな状態からスタートした。完全に新しい」

「我々はこれが非常に大きな挑戦だということをわかっているが、進展を果たしている。ホンダは長年にわたって多くのエンジンを製造しており、私は自分たちがベストのひとつになるとわかっている。だが、エネルギー回生システムのあるハイブリッド・パワートレインは非常に複雑であり、誰がクルマを運転するかは重要ではなくなっているほどだ。マスターするには時間がかかる」

ロン・デニスは、ホンダはライバルのエンジンメーカーよりも1年の遅れがあると指摘する。

「現在、彼らの成熟したエンジンは、比較的うまく発展している。他のメーカーは2014年にスタートしており、5基を使用することを許されていた。2015年の今、ホンダは彼らがやったのと同じことをしなければならないが、1基少ない。私にとってそれはアンフェアなことだ。我々の受けているようなルールの縛りはどんなメーカーにとっても意欲の妨げになる」

ロン・デニスは、F1ストラテジーグループの役割にも疑問を持っている。

「ストラテジーグループ内の無頓着な性質にショックを受けている。特に我々はこのように資金を投資しようとしているのだからね」

「この委員会が私にできることとできないことを決定する際、声を大にして言いたいことは、より競争的になるために会社の施設を使う私の能力に影響を及ぼすようなルールやレギュレーションなどありえないということだ。持たざる者を支えるという傾向にある。それにもフラストレーションを感じる」

「個人的に、私は17の世界選手権に関与してきた。私はそれをするために何が必要かを理解していると思う。ストラテージ・グループの会議のいくつかに参加すると、チームのいくつかに著しい経験不足がみられる」

「彼らは、私が一度だけでなく、7回試しても失敗するとわかっていることを出してくる」

「私は朝、かなり闘争的な気分でベッドから出る。マクラーレンのDNAは強いし、私は、我々の価値をとても良くわかっている。チームを非難する人々は、とにかく理解していないか、我々にあるルーツがないのだと思う」

「このような表明に人々の共感を得るのは難しいだろうが、現在、我々はこれまでで最高のグランプリチームだ。結束力があり、集中したグループだ」

「大きな痛みを背負っているが、いかなる状況でも全力を尽くす人々がいる。チームの全員が持ちこたえ、『さあ、これをやっていこう』と言わなければならない」

「ご存知のように、スポンサー、投資家を納得させるためにこの重荷を背負い続けていくと同時に、我々はそれを成し遂げるつもりであり、チーム内の誰もがそれを信じている」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1