マックス・チルトン
マックス・チルトンは、F1ベルギーGPで起こったドライバー交代劇によってマルシャとの関係に影響が残ることはないと考えており、人々が考えているよりも複雑な事情があると主張した。

マルシャは、21日(木)に突然、F1ベルギーGPでマックス・チルトンではなくアレキサンダー・ロッシが走ることを発表した。

ところが翌22日(金)にはそれを撤回。レースはマックス・チルトンが走ることになった。

マルシャは当初、アレキサンダー・ロッシを起用した背景にはマックス・チルトンとの“契約上の問題”があると述べていたが、マックス・チルトンは、騒動の裏には人々が思うより複雑な理由があると述べた。

「忙しい24時間だった。いろんなことが変わって、事実ではない噂がたくさん流れた。それは人々が真っ先に考えることだけど、裏ではもっと多くのことが起きていたし、僕は常にチームのためにここにいる。それによって昨日のようなことになってしまったけど、それがさらに変化して、今朝になって僕がまたクルマに乗ることになった」

「いろいろある。何があったかは言えないけど、みんなが考えているようなことではない」

お金の問題だったのかと質問されたマックス・チルトンは「それは誰でも単純に思いつくことだ。でも、僕が昨日したこと、それから僕が昨日シートを失った理由は、僕たち双方の判断によるものだと考えたい。その事情は昨夜のうちに変わった。詳細について語り始めるつもりはない」

それでも、マックス・チルトンは、マルシャとの間にわだかまりはないと述べ、再び同じような問題がシーズン中に起こるとは考えていないと述べた。また、長期的にマルシャに残るための話し合いにも影響はないと自信を示している。

「いや、影響は何もない。僕たちはできるだけチームを構築しようとしている。来年は全てがまとまれば、素晴らしい1年になるはずだよ」

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カテゴリー: F1 / マックス・チルトン / マルシャ