ジュール・ビアンキ マルシャ
ジュール・ビアンキが亡くなったことを受け、昨年までの所属チームであるマノー・マルシャを代表してチーム代表のジョン・ブースのコメントが発表された。

ジュール・ビアンキは、2013年にマルシャでF1デビュー。2014年にはF1モナコGPで9位入賞を果たしてチームに初ポイントをもたらした。この結果によって、マルシャはコンストラクターズ選手権で9位を終え、2015年に大きな賞金を約束された。

「今朝のチームが抱えている大きな悲しみは言葉ではとても表現できません。ジュールを失った衝撃は計り知れません。彼は全員の人生にとっていつまでも消えない記憶を残しました。我々が達成したすべて、そして、これから前進するためのすべての努力において、彼は永遠に仲間であり続けます」

「ジュールには輝かしい才能がありました。このスポーツで偉業を成し遂げられる、成功に値するものを持っていました。また、彼は非常に素晴らしい人間であり、世界中で無数の人々に感銘を与えました。我々と同様に、彼が意欲あふれるレーサーでありながらも、非常に温かく、謙虚で、好感の持てる人物であることはみんなが理解していました。彼は我々のガレージと人生を明るくしてくれる存在でした」

「彼にF1マシンでの実力を世界に示す機会を与えられたことにとても感謝しています。2013年のプレシーズンテストでマシンをドライブした時から、非常に特別なドライバーが来てくれたことはすぐにわかりました。彼をレースドライバー、チームメイト、そしてもちろん友人と呼ぶことができて光栄だ」

「この9カ月間、ジュールのために強くあり続けた素晴らしいビアンキ・ファミリーに祈りを捧げさせていただきます。ジュールに出会えたのは彼らのおかげです」

「最後に、昨年の10月に日本で事故が起きて以来、ジュールを支えてくれた皆様に感謝を申し上げます。皆様の優しさは彼のご家族と我々チームにとって大きな慰めでした。これからも数日、数カ月にわたってそのご支援に頼ることになるでしょう。我々はジュールのためにレースを続けていきます」

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カテゴリー: F1 / マルシャ / マノー / ジュール・ビアンキ