ロバート・クビサ
ロバート・クビサが、F1最終戦アブダビGPへの意気込みを語った。

ロバート・クビサ (ルノー)
「アブダビのトラックの外観は素晴らしいし、それはテレビでも十分に伝わると思う。ホテルはいろんな色でライトアップされて見事だし、この施設には多くのお金が投資されたと言えるね。去年初めてトラックを歩いたときはオーバーテイクのチャンスがたくさんあると思ったけど、実際のレースでは予想していたよりもアクションは少なかったね」

「広いランオフエリアがたくさんあって簡単にポジションを守れるので、オーバーテイクの助けにはならない。ブレーキングポイントをミスしてもコーナーをカットして前に留まることができるので何も失わない。もちろん、全ラップでそれをすることはできないけど、ウォールやグラベルにはまる代わりにドライバーにオーバーテイクのチャンスを与えるかもしれない。でも、その逆になる可能性もある。ブレーキングゾーンでリスクを冒して攻めるドライバーは、その作戦がうまくいかない場合に脱出経路があることをわかっているからね」

「このトラックで悩まされるもののひとつは、ターン16やターン17のようなオフキャンバーのコーナーだ。それらのコーナーでは、とても簡単にパワーを得て、そのあとトラクションを失って、マシンのリアがスライドしてしまうし、多くのタイムを失う可能性がある。なので、とてもトリッキーなトラックだ」

「レースは夕方早くにスタートするので、夕暮れのレースに備えて捨てバイザーを変えなければならない。去年覚えている他の問題は、3回のフリー走行がすべて昼間に行われて、予選とレースが夕暮れに行われることだ。気温が下がってトラックコンディションが完全に異なるので難しかったし、マシンバランスに大きく影響していた。でも、もう去年の経験があるので、夕方の走行に備えてセットアップ変更しなければならないことはわかっている」

「アブダビは一年の最後のレースだけど、終わったらすぐに休みというわけではない。レース後の数日間、全チームが新しいピレリタイヤでのテストのためにアブダビに残るし、僕たちは201年の準備を開始する」

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