ジョリオン・パーマー
ジョリオン・パーマーは、F1モナコGPで大クラッシュを喫したことで次戦F1カナダGPでは新しいシャシーを与えられることになった。

ジョリオン・パーマーは、セーフティカー先導後にレースがスタートしたところで、白線に乗ってコントロールを失いウォールに接触、そのままサン・デボーテまで進みバリアに突っ込んだ。

F1モナコGPは、ルノーの両ドライバーにとっては事故の多い週末となり、ケビン・マグヌッセンも何度かウォールをマシンをこすっているが、ジョリオン・パーマーには新しいシャシーが与えられることになった。

「ケビンの事故によるダメージは追加パーツがメインだった。一方、ジョリオンは新しいシャシーであるR.S.16-04をモントリオールで使うことになる」とルノーのシャシー担当テクニカルディレクターのニック・チェスターは述べた。

「クルマは斜角でかなり激しくバリアに当たっており、シャシーの前部にダメージを与えた。ちょうど新しいシャシーが使用可能になったところなので、それを投入するのは理にかなっている」

「幸い、04の製造はかなり進んだ段階にあり、カナダまでに燃料セルのインストールとワイヤリングを終えるだけでいい」

事故を起こしたジョリオン・パーマー自身も新シャシーの準備を手伝ったという。

「データを調べてもらったところ、横断歩道の白線を踏んだ時にグリップが低下し、加速しようとした時にホイールスピンを起こしてしまったようだ」とジョリオン・パーマーは説明。

「クルマが急に横を向いてバリアに当たった。場所とタイミングが悪かった。足に少しあざができていたけど、傷ついたのは僕のプライドとクルマだけだ」

「モナコの後、シミュレーターに乗るためずっとエンストンにいた。ついでに、僕もスパナを握って新シャシーの組み立てを手伝うよって申し出たんだほ・・・。トラック、エンストンやヴィリーの本部で行われているみんなのハードワークにとても感謝している。モナコでは不相応なくらいにクルマを壊してしまったからね」


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カテゴリー: F1 / ジョリオン・パーマー / ルノーF1チーム