松下信治 GP2
3番グリッドからレース2に臨んだ松下信治。スタート直後の1コーナーで両側から挟まれて接触し、ポジションを落とすと、続く2コーナーで目前のクラッシュを避けてコースアウト。バリアに当たり、リタイアを余儀なくされた。

午前10時25分からGP2のレース2が行われた。リバースグリッドにより3番手からスタートとなった松下信治は、好スタートを切ったが、1コーナーで両側のマシンと接触し、ポジションを大きく落としてしまう。

続く2コーナーでは、松下信治の前方でクラッシュが発生。それを避けようとアウト側のグラベルへコースアウトすると、コントロールを失ってバリアに衝突。その場でマシンを停め、リタイアとなった。昨年のGP2初優勝の再現を目指したハンガリーでのレースは、悔しい結果に終わっている。

松下信治
「スタートはホイールスピンが多くて、蹴り出しはあまりよくなかったですね。そのあと1コーナーまでに後ろから何度かぶつけられて、さらに1コーナーのコーナリング中にフロントウイングをぶつけられて。そのまま2コーナーに突っ込んでいったんですけど、目の前でマシンがスピンして、アウト側によけたんです。その時点ではもうマシンのコントロールが効かなくなっていて、そのままタイヤバリアにぶつかってしまいました。(最初の接触で)結構ダメージがあったし、もしあのまま走っていたとしても、ピットインする必要があったと思います。いずれにしても、スタートがあまりよくなかった。自分ではその原因が分かっているので、次からはそうならないようにします。ポイントを獲得できるはずのレースでしたから、やっぱりリタイアは痛いですね。次戦ホッケンハイムは、GP2では初めてですがF3で練習したことがあります。コース自体は悪くないですし、我々はいいペースで走れると思います。予選で上位グリッドを獲得し、レース1のスタートもしっかり決める。それが今の目標です」

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カテゴリー: F1 / GP2