F1 ブラジル 予選
FORMULA 1 GRANDE PRÊMIO DO BRASIL 2016

1位:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「週末ずっと素晴らしいフィーリングだ。今日の全セッションで僕がトップだったし、そのポジションを維持して、コースに出るたびにペースを上げることができた。だから、それには本当に満足している。家で見ていてどれだけはっきりするかわからないけど、ここはカレンダーの中で最も短いサーキットのひとつなので、最も小さなマージンが大きな差になり得るし、いつも僅差だ。うまくまとめるのが本当にトリッキーなトラックだ。例えば、週末ずっと僕は第1セクターのタイムがとても良かったけど、予選ではそこで一度もうまくまとめられなかった。これだけ短いラップだと、最初のフライングラップのためにタイヤを準備することも難しいことがあるし、まだタイヤが完全に温まっていない状態で最初の3つのコーナーに入ることもある。それにところどころがとてもバンピーで、ミドルセクターではタイヤにかなりの熱が加わるので、全体的にはタフなサーキットであることは間違いない。いくつかの場所では欲張り過ぎてはいけないし、忍耐力とのバランスが重要だ。あらゆる側面、今週末の全コンディションでで力強さを感じているし、明日に向けてできる限りベストな方法で準備するつもりだ。そこからどうなるかはやってみよう。準備はできている」

2位:ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
「今日はかなり緊迫した予選だった。ラップ毎とにタイむを改善できたのは良い感触だったし、ずっと順調だった。良いバランスを見つけていたし、リズムも良かった・・・本当に全て良かったんだ。そして、最後の走行でも改善することができた。でも、最終的にはルイスの方が少し速かった。でも、それはそれだし、明日やれるることはまだたくさんある。このポジションからでも優勝は間違いなく可能だ。スタートにはいつでも可能性があるし、明日は戦略でも面白くなるだろう。今朝のロングランも良かったので、この素晴らしいな観衆の前で最高のレースをすることを楽しみにしている」

3位:キミ・ライコネン (フェラーリ)
「今日は全てが昨日よりも少しノーマルに感じたし、クルマにはより満足できた。涼しい気温が助けになって、全体的に全員にとって楽になっていた。昨日の路面はとても熱かった。正直、最後のラップのフィーリングはあまり良くなかった。最初の2つのコーナーでフロントがスライドしていて、ミドルセクターでラップをまとめるのに苦労した。前のラップよりいいことはわかっていたけど、理想的なラップではなかったので、十分じゃないだろうと思っていた。3番手には十分だったし、ポジティブな驚きだった。メルセデスは遠すぎるけど、今日はかなりうまくいったし、この結果には満足していいと思う。クルマにはポテンシャルがあるし、僕たちがいるべき場所にたどり着こうとしている。明日は自分たちのベストを尽くすだけだ。天候がどうなるかわからないし、あっという間に状況が変わることがあるからね」

4位:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
「最後の自分のラップにはちょっとがっかりしている。僕の前に誰かが飛び込んでくるとは思っていたので、キミが僕の前にいるのは大きなサプライズではなかった。変なセッションだった。Q1とQ2はいい感じだったけど、そのあとは新品タイヤから得られるグリップにあまり満足できなかった。セクター2でリアが滑っていると感じたので調べる必要があるし、分析して、理由を解明できることを願っている。僕たちは3番手にとても近い位置で終えたし、現実的にそれはドライコンディションで僕たちにできるベストなので、今日の結果はそれでもかなりいい方だ。僕たちはフェラーリ勢に割って入ったし、特に天候が変われば明日は楽しいレースができそうだね。予選で雨が近寄らなかったのはちょっと残念だった。ちょっと降ったけど、コンディションを僕たちの好みに変えるほどではなかった。明日は雨が降ると思うので、それを楽しいにしていよう。ウェットな路面コンディションでの僕たちのグリップレベルは他のクルマと比較してちょっと上がるはずだ。ロングランのペースは良さそうなので、力強いスタートを切れば、良いレースができるはずだ。明日は最高のパフォーマンスをするつもりだし、チームのためにできるだけ高いポジションでフィニッシュしたい。メルセデスとレッドブルと話したというストーリにはあまり注意を払っていない。ニキが僕たちのホスピタリティにいたけど、僕たちのフードやドリンクが好きなだけだろう。とても美味しいからね。彼はオーストリア人なので、たぶんオーストリア製のドリンクが欲しかったんだろう」

5位:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
「今日はQ3での最後の走行が理想的ではなかった。3番手には可能だったと思うけど、最終コーナーあたりでちょっとコンサバティブになってしまったかもしれない。でも、全体的には良いセッションだったと思う。クルマの挙動は良かったけど、最後はもう少し引き出せたかもしれない。昨日はシングルラップであまり強さがなくてちょっと苦戦していたけど、ロングランはかなり良かったと思う。だから、明日がもしドライなら、僕たちはそれなりの状態にいるはずだ。メルセデスは昨日のロングランでもすごく速そうだったし、もちろん、彼らについていくために頑張るけど、僕たちのメインライバルはレッドブルになると思う。今日は僕たちと似たようなペースだった。通常、レースでは僕たちの方が少し速いので、明日は仕事をやり遂げられることを願っている。雨になれば、全員にとって今週末初めてのことだ。でも、それはそれだし、レインタイヤは十分にあると思う・・・」

6位:ダニエル・リカルド (レッドブル)
「今日は6番手はよくも悪くもないね。僕たちはQ1からQ2で進歩を果たしたと感じていたし、Q3では自分のラップにちょっと失望した。僕自身のなかでバランスが正しくなかったのかもしれない。タフなトラックだし、かなり短いラップなので、1つのコーナーでミスをすると、そのタイムを補うのがとても難しい。第1セクターは良かったけど、ちょっと保守的だったかもしれない。いくつかのコーナーではタイムを稼ぐよりもミスをしないようにしてしまった。ドライコンディションではフェラーリとタイトな争いになるのはわかっていたし、僅差だったので、余計にフラストレーションを感じるんだと思う。でも、ここから学ぶつもりだし、明日はいいレースをしたい。これほど僅差だと面白いけど、自分がその集団の最後尾だと楽しくはない。今週の予報はずっと日曜日の降水確率が一番高いので、それが真実であることを願おう。その方が波乱が起きるし、僕たちも他のみんなを楽しませて、ファンにいいレースを見てもらうために頑張れるからね。明日は雨が降れば、かなり面白くなるはずだ」

7位:ロマン・グロージャン (ハース)
「Q3に戻れて嬉しい。特に最近の2レースではQ1で敗退していたし、本当に苦しんでいたからね。ここで僕たちは新しいブレーキを試して、出来る限りそれらをうまく働かせようとしてきた。最初からフィーリングは良かったし、今日は涼しい路面コンディションもかなり助けになった。今後改善できるマージンはまだたくさんある。僕たちは自分たちに何が必要かについて常に学んでいるけど、今日はQ3に進めるとはあまり思っていなかった。でも、全体的に状況をうまくまとめることができれば、僕たちはかなり速いし、それは励みになる」

8位:ニコ・ヒュルケンベルグ (フォース・インディア)
「8番手には満足しているし、今日はほぼこれが限界だったと思う。後ろのチェコとは僅差だったし、それは明日僕たちが力強いポジションからレースをスタートすことを意味する。僕のラップはかなりクリーンでまとまっていたけど、Q3の最後の最終コーナーをうまく立ち上がることができなかった。僕たちにとって週末ずっと難しいコーナーだ。明日僕たちには良いクルマがあると思うし、堅実なポイントを獲得して仕事を完了させる必要がある。昨日のロングランは有望だったけど、天候がどうなるか待たなければならない。現時点では霧雨が降る曇りという今日と似たようなコンディションになりそうだね。ドライではオーバーテイクはかなり難しいだろうから、激しい雨が降れば、それが状況にスパイスを利かせることになるのは間違いない」

9位:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)
「僕たちはプラクティスから予選までに大きな前進を果たしたし、それはQ3に進出するのに十分なものだった。セッションは真剣勝負だった。Q1は特にね。通過と脱落との間のマージンはかなり小さかった。ここはとても短いトラックだし、小さなミスが大きな差になり得るので、本当に完璧なラップをまとめる必要がある。ニコとはかなり僅差だった。僕たちは午後の間ずっとコンマ数秒内にいたけど、最終的にちょっと足りなかった。最終コーナーで小さなミスをしてしまい、タイムを犠牲にしてしまった。もう少し速かったはずだ。全体的に今日僕たちが成し遂げた仕事には満足していいと思う。後ろに何台か速いクルマを抑えることができているし、僕たちはレースで強いと信じている。今は明日天候がどうなるか見てみる必要がある」

10位:フェルナンド・アロンソ (マクラーレン・ホンダ)
「今日はドライブするのが本当に楽しかったし、マシンに対して確固たる自信を持つことができた。今日の涼しい天候は、昨日の高温のコンディションよりも僕たちのマシンに合っているようだし、マシンの実力を最大限に引き出すことができた。それでも、FP3終了時点ではまだペース不足だったため、少し心配していた。また、ジェンソンがQ1敗退となったのを見て、さらに心配になった。『今日は僕たちにとっていい土曜日にはならない!』と思っていたけど、幸いにも、僕のマシンは予選で使用した5組のオプションタイヤそれぞれで、素晴らしい反応を示してくれた。マシンが繰り返しいいパフォーマンスをしてくれた。コース上に出るたびに、さらに0.1秒タイムを縮めることができ、限界まで攻めながらもさらに少しペースを上げることができた。昨日のフリー走行では走行時間を失ったけど、その影響が明日のレースで出ないことを願っている。他のドライバーは全く異なる天候の中、ロングランを実施しているからね。明日は気温がさらに下がり、雨が降ることも予想されている。なので、トップ10からスタートできるのはいいことだ」

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カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1ブラジルGP