F1 シルバーストンテスト 2日目
シルバーストンサーキットで2日間にわたって開催されたインシーズンテストが終了した。

2日目の多くの若手ドライバーがF1マシンを走らせ、精力的に周回を重ねた。

2日目はキミ・ライコネン(フェラーリ)がトップタイムを記録。2番手にはエステバン・オコン(メルセデス)、3番手にはピレール・ガスリーが続いた。

マクラーレン・ホンダは、リザーブドライバーのストフェル・バンドーンがステアリングを握り、5番手タイムを記録した。

キミ・ライコネン (フェラーリ)
「僕たちは、通常のテスト作業を行い、異なることを試した。良いものを見つけようと励んだ。結果に関しては、チームとして常により多くを望んでいる。それがフェラーリだ。僕たちは勝ちたいし、作業を続けていく。そのあとどうなるか見てみよう。僕たちはまだ勝てると信じている。諦めたくはないし、改善している」

エステバン・オコン (メルセデス)
「今日はクルマを本当に快適に感じることができた。139周を走り込み、予定していたプログラムを全て終えることができた。僕たちは空力テストで一日をスタートしてたけど、順調に進んだ。午後はラップ毎に自分のドライビングを改善することができた。特にソフトタイヤを使ってね。機会を与えてくれたチームに本当に感謝している。本当にたくさんのことを学ぶことができた」

ピエール・ガスリー (レッドブル)
「今日に本当に満足している。100周以上走ることができたので本当に良かった。ミディアムタイヤで多くのマイレージを重ねて、多くのロングランをしたことで、本当にクルマに慣れることができた。僕たちはチームとして多くのことをテストした。それが最も重要なことだし、僕は全てのラップを最大限に生かして良いフィードバックを与えようと頑張った。特にレッドブルではF1カーを走らせるチャンスが毎日あるわけではないからね。最後はソフトタイヤを到着して、かなり良いラップを走ることができたので、全体的に本当に良い一日だった」

ニキータ・マゼピン (フォース・インディア)
「かなり有益な2日間だったし、僕の人生で最大の日々だったことは間違いない。僕の主な目的は出来る限りチームの役に立つことだったし、内容には満足している。多くのアイテムをテストできたし、いくつかパフォーマンス走行をすることもできた。とてもうまくいった。作業を続けて、ラップタイムを削っていくことができたし、走るたびに改善できる場所を見つけることができた。僕たちはセットアップ、空力アイテムで多くの作業をしたし、僕はドライバーとして改善できたので、全体的にポジティブだ。僕たちはシミュレータープログラムで相関関係に引き続き取り組んでいくので、この経験は開発ドライバーとして僕のポジションに役立つ。本当に楽しい経験だったし、またクルマに飛び乗る機会が待ち切れない」

ストフェル・バンドーン (マクラーレン・ホンダ)
「かなり成功した一日を過ごすことができた。午前中にはやらなければならない多くの空力物があったし、その後はいくつか良い走行ができた。僕たちはいろいろな新しいシステムをクルマに搭載してテストした。インシーズンテストの最終日なので、完了しなければならないプログラムは常にたくさんある。空力やセットアップだけえなく、パワーユニットに関連した作業もね。僕たちはあまり雨の影響も受けなかったし、今日はドライコンディションを最大限に活用した。クルマの感触はポジティブだったし、すぐにプッシュすることができた。コックピットを離れて数カ月なので、それは常に素晴らしいフィーリングだ。僕たちはイギリスGPの週末に発生した問題のいくつかを解決するために多くの開発を推し進めた。ここは一日が進むにつれて風の変化が大きいので常に簡単ではないし、クルマのバランスにかなり大きな違いを生じさせた。幸運にも昨日の雨によって僕たちには多くのタイヤが残っていたので、セットアップ変更の間にできるだけ多くの周回を目指した。今日の内容には満足している」

バルテリ・ボッタス (ウィリアムズ)
「午前中のセッションはとても良かった。僕たちは重い燃料での長めの走行に集中して、テストプログラムの100%を行い、いくつか面白い結果が得られた。午前中は天気が良かったし、多くのデータを収集することができた。午後はちょっとにわか雨が降って、ちょっと時間が犠牲になったけど、予定していたプログラムの大部分を完了することができた。午後の序盤は何度か重い燃料での走行を続けたけど、セッション終盤は空力テストに焦点を移行した。全体的に天候を考えれば、とても良い一日だったと思う。分析する多くのデータが得られたし、いつものようにクルマに戻れて本当に楽しかった」

サンティノ・フェルッチ (ハース)
「素晴らしい一日だったし、チームのために多くのことを達成することができた。ピットストップ練習からスタートして、全てが本当にうまくいった。午後は何度かパフォーマンス走行に集中することができた。ソフタイヤは走っていて本当に素晴らしかった。スタッフはクルマのセットアップで素晴らしい仕事をしてくれた。バランスは取れていたし、僕にとっては一日中感触が良かった。本気でクルマを限界までプッシュするために多くの自信を得ることができた。体力的にも問題なかったし、もっと多くのラップを走りたいと感じているくらいだ。GP3カーからF1カーに飛び乗れるだけの準備ができているとわかって良かった。ここで学んだ全てがGP3に役立つと思う。この2日間は驚異的な経験だった。満足できないわけがないよ」

ジョリオン・パーマー (ルノー)
「僕たちはクルマを速くすることに取り組んいるし、それが一番の焦点だ! 今日はいくつか大きなサスペンションのアップデートを試した。かなり長い変更があったので、昼食時間の間に計画を変更した。また空力にも取り組んだ。トライしなければならないパーツがたくさんあってかなり忙しいプログラムだった。天候はチャレンジングだったし、サスペンションをリアルにバック・トゥ・バックで比較できるには一日を通してドライのままである必要があった。ありがたいことに一日の大部分は保ってくれたし、クルマの感触はかなり良かった。それは常に励みになることだ」

セルジオ・セッテ・カマラ (トロ・ロッソ)
「良い一日だったし、ハッピーだ! 本当に楽しかったし、ビッグチームと作業をして、シルバーストンのような本当に歴史的なトラックで走ることができて最高だった。ここはF1カーで走るとさらに印象的だね! 完璧な一日だったし、一貫性のある走りをして、良いフィーリングを残すことができた。この機会を与えてくれたレッドブル、そして、チーム全体のハードハークに感謝したい。忘れられない一日になったよ!」

ジョーダン・キング (マノー)
「本当に良い一日だった。それに比較的スムーズな一日あったので、目標を達成するための多くの走行時間を得ることができた。午前中のセッションは、クルマのレーキを装着してとても特殊な空力テストを実施したのでゆっくりと進んだ。とにかく1周してのアウトラップとインラップを繰り返した。走行毎に改良したので、かなりの時間をガレージで過ごした。念入りな作業だけど、僕は開発ドライバーだし、そのために僕はここにいる。午後はいくつか新しいメカニカル開発を評価しつつ、より中身のある走行をすることができた。とても満足している。現在のレースカーに戻り、自分が与えるフィードバックが、パッケージとチームを前進させることに本当に貢献しているとわかるのは常にとても価値があることだ。重要視するのはタイムよりも評価作業だし、残念ながら、スーパーソフトでの予選走行を試すことはできなかった。でも、チーム内で僕たちは相対的なパフォーマンスをうまく読み取るための良い情報を持っているし、内容にはかなり満足している。良いチーム作業あったと思うし、今後のレースでハードワークが成果を挙げるのを楽しみにしている。クルマが5月にバルセロナでテストした時から進歩しているし、また走る機会を与えてもらったことを感謝している」


このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / F1ドライバー