F1 シルバーストンテスト 初日
2016年 F1シルバーストン インシーズンテストが12日(火)にスタートした。

2日間にわたって行われれるF1シルバーストンテストは若手ドライバーテストの意味合いもあり、将来を期待される多くの若手ドライバーがF1マシンのステアリングを握った。

午後からは生憎の雨。トップタイムは午前中にフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)が記録したものとなった。

エステバン・オコン (メルセデス)
「クルマを運転するのは素晴らしい感覚だった。F1カーのドライビングにはまだ不慣れなので、それに慣れるために数周かかった。特にここシルバーストンにはいくつか高速コーナーがあるからね。でも、最後には本当に限界に近づけたし、本当に良いフィーリングだった。午後に雨が降ることはわかっていたので、序盤の天候のうちに大部分をこなす必要があったし、午前中に大半の走行を計画していた。午後はちょっとトリッキーだったけど、なんとか進めることができたし、プログラムを終えることができた。午後の天候は絶えず変化し続けてかなりタフだった。でも、状況を管理できたと思うし、ドライとウェットの両方のコンディションを経験するチャンスを与えてくれた。全ての異なる種類をテストできたので素晴らしい経験だった。DTMとF1を運転するのは驚くべき感覚だ。今日、この素晴らしいチームと走るのは本当に楽しかったし、僕のような若いドライバーが経験を積むには大きなチャンスだった。明日も大きな笑みを浮かべるのを楽しみにしている」

アレックス・リン (ウィリアムズ)
「本当に生産的な午前中を過ごせたと思う。多くことを成し遂げることができたし、ミディアム・コンパウンド・タイヤで多くのラップを走り込んで、チームのために興味深い多くのデータを集めた。ソフトタイヤを試せなかったのは残念だ。ミディアムでの高速セクションでのクルマの感触は本当に素晴らしかったからね。午後があのようなウェットになってしまったのもちょっと残念だけど、シルバーストンでは普通のことだ。午後の天候による妨げを除けば、素晴らしい一日だった」

シャルル・ルクレール (フェラーリ)
「午前中はドライで走行することができた。フェラーリを走らせることはいつだって素晴らしい経験だ。午後に天候が良くなかったのは助けにならなかったけど、それでもスタッフ全員のハードワークとヘルプに感謝したい。本当に素晴らしい経験だった。クルマをとても快適に感じることができた。午前中はいくつか空力作業を行ったけど、午後は古いパワーユニットに問題が発生したので、あまりに走行しなかった。特に天候が良くなかったからね。全体的に自分の一日にはとても満足している」

ニキータ・マゼピン (フォース・インディア)
「F1カーを運転するのは素晴らしい感覚だし、この機会を与えてくれたフォース・インディアに心から感謝している。雨が降る前、僕たちは午前中に多くの走行をこなすことができたし、ありがとうことに、僕たちには午後に失った時間を取り戻すための2日目がある。F3カーからF1に飛ビ乗って、何百もの驚きがあったけど、最大の驚きはダウンフォース量とコーナーで維持できるスピードの量、そして方向展開の感覚がいかに素晴らしいかだった。チームは僕がクルマに慣れるのを手伝うために本当に良い仕事をしてくれたし、すでにかなり快適に感じている。チーム全体とも仕事をして、メカニックやエンジニアの全員を知ることができたのも良かった。まだ学ぶことはたくさんあるけど、ここまではいい感じだし、明日クルマに戻るのを楽しみにしている」

カルロス・サインツ (トロ・ロッソ)
「生産的なテストだったと思う。僕たちは多くのラップを走行したし、走行プランの大部分を完了することができた。雨が降ると予想していたので、午前中は特にね。ミディアムタイヤでの多くのロングランを終えて、多くのデータを収集することができたし、今日には満足できると思う。とても有益だった。雨が降ったのは残念だったけど、ドライの間にすでに多くのことを完了していないので、あまり影響は及ぼさなかった」

サンティノ・フェルッチ (ハース)
「午前中にクルマで出て行ったときは最高だった。300km/hを超えたときは特にね。ハース VF-16Hは、僕のGP3カーとは非常に異なる経験だったし、走っていて本当に楽しかった。残念ながら、午後は多くの雨が降ってしまった。空力テストを予定していたので、僕たちはウェットではあまり走りなかった。明日はもっと良い天候になって、目標の全てを達成できることを願っている。今夜は自分の走りを調べることに費やすつもりだし、クルマにさらに多くの自信を得ることに取り組んでいく。エンジニアが僕の走りに満足してくれたら、明日はクルマに集中していくつもりだ。ハースF1チームの全員と働けることは本当に素晴らしいことだし、今はよりハングリーになっている」

リオ・ハリアント (マノー)
「僕たちには、今日やり遂げるための忙しい開発プログラム作業があったし、それを完了することができたことを嬉しく思っている。午前中は好都合なコンディションだったでとてもスムーズだった。午後は天候が変わって、その後はかなりウェットになっていった。今日はパフォーマンスやはっきりとしたペースよりも、新しい空力開発による異なるメカニカルセットップでの走行によるクルマの感覚を理解することに重きを置いた。それらはポジティブなステップだと思うし、今後のレースでそれらを導入する前にきちんと評価できるチャンスを得られたのは良いことだ。段階的なアプローチになる。もう少し引き出せるはずだ。シーズン後半の作業を通して、それらがパフォマンスにポジティブな影響を与えてくれると確信している」

セルゲイ・シロトキン (ルノー)
「F1カーでの時間を得られるのはいつだって刺激的だ! 今日は手順に従ってクルマの開発を進めることが重要だった。僕たちは純粋なパフォーマンス走行はしなかったし、クルマに搭載した新しいパーツの測定と評価をすることに重きを置いた。ウェットとドライコンディションの両方でクルマで良い時間を過ごせた。スリック、インターミディエイト、フルウェットとピレリのタイヤレンジを詳しく調べて行った。僕にとって再び素晴らしい機会、そして、経験になった。残念ながら、今日は天候はどうすることもできなかった。雨のなかを走るのは好きだけど、ドライで走るのも素晴らしいよね!」

ピエール・ガスリー (レッドブル)
「午前中はあまり八知れなかったけど、午後にはインターとウェットで良い作業ができた。ウェットで走行できるのは常に良いことだし、それがクルマに良い情報を与えてくれることを願っている。今日はターン7ので出口やトラックの後半のいくつかの場所が本当に雨が激しくて、メインストレートはかなり乾いていたので、状況に本当に素早く適応する必要があって、かなりトリッキーだった。コンディションを分析して、出来る限り走る必要があるので、僕にとって本当に良いトレーニングになった。簡単な一日ではなかったね。ハロー・デバイスは、そんなに変わらなくてちょっと驚きだった。確かに違って見えるけど、クルマに乗っているとそれほど違いはなかった」

関連:F1シルバーストンテスト 初日:フェルナンド・アロンソがトップタイム

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / F1ドライバー