F1 オーストラリアGP 予選
2016 FORMULA 1 ROLEX AUSTRALIAN GRAND PRIX

1位:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「チームには本当に頭が下がる。彼らは3年連続でもう一度レベルを高めてきた。本当にインスパイアされるし、モチベーションを高めてくれている。今日の予選はクルマのドライビングを心から楽しんだ。セットアップはバッチリだったし、セクシーなラップができたよ! 本当にいい感触だった。ミスもなく、見事な流れだった。これ以上は望めないくらいだ。常に改善すること、僕たちはそれを成し遂げているし、とてもハッピーだ。まだ今夜はたくさん仕事が残っているし、何より大事なのは明日だ。無線ルールの変更によって、僕たちドライバーには勉強することがたくさんある。レース中に戦略が変わっても教えてもらえない。だから、予想と異なる状況に陥っても何が起こっているのかを予想できるようにならなければならない。ワクワクしている。新しいものだし、見どころが増えるといいね。かなり疑ってはいるんだけど・・・まあやってみよう」

2位:ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
「まだとても早い段階なので、慎重にならなければならない。でも、チームが3年連続で大きなマージンを築いて最速になれたことはとても印象的だと言わなけければならない。優位を占める立場にいるときは、満足してしまうリスクがあるから、これは素晴らしいことだ。それはまた、大きなリスクでもある。僕たちは以前に見てきたことだ。でも、全員がずっとプッシュしている。もちろん、僕は今日の2番手に満足していない。Q3の最後のラップは良かったけど、ルイスの方が良い仕事をした。そういうことだ。でも、2番手からのスタートはまだ多くのチャンスがあるので、レースを楽しみにしている」

3位:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
「メルセデスのドライバーと比べれば、思ったよりも後ろになってしまったけど、3番手と4番手には満足している。予選で特にリズムを掴むのにに少し苦労した。FP3ではクルマにいい感触を得ていたけど、それを取り戻すのに少し時間がかかってしまった。実際に取り戻し始めたのはQ3になってからだった。とても良いラップだったし、最終的にギャップがかなり大きかったので、1回目のラップで十分だと思った。あと0.5秒なんて縮められなかったので、切り上げてタイヤをセーブすることにした。もちろん、もっと近づければ嬉しかったけどね。予選フォーマットについては、どうして今更みんなが驚いているのか理解できない。こうなるのはわかっていたはずだ。エンジニアや頭脳派がたくさんいるので、だいたいのことは予想していた。全車がピットレーンで行列を作った始まりはクレイジーだった。ノックアウトされないようにラップタイムを出しておこうとみんな必死だった。そのあとはかなり静かだった。Q2とQ3も同じだ。僕はこれがエキサイティングだとはまったく思わない。間違った方向に進んでいると思う。数週間前に僕らが言ったことと何も変わっていない。でも、誰かが気に入っているんだろうね。そうでなければこのフォーマットにはならないんだから・・・」

4位:キミ・ライコネン (フェラーリ)
「理想的な予選ではなかったけど、それほど悪くもなかった。クルマの感触はとても良い。メルセデスが僕たちよりも速かったとしても、別に心配するほどのことだとは思っていない。最初の3つのコーナーはフロントタイヤを機能させるのにちょっと苦労したけど、それ以外はとても素晴らしいパッケージに仕上がっているし、どんどん良くなっている。もしかしたら、もう少し暖かいコンディションの方が僕らにとっては良かったのかもしれない。新しい予選フォーマットは確かに違う。ドライバーの視点から言えば、これまでとちょっと気分的に違っているくらいだけど、テレビで見ればかなり違って見えたはずだ。今日はチームとして良い仕事ができたと思う。シーズンの最初にそれができた。Q3はもうタイヤが1セット残っていたけど、走ったところでそれほど大きく変わらなかっただろうから、レースのために温存することにした。今のところはOKだ。常に良くなる可能性はあるけど、明日何ができるか考えてみよう」

5位:マックス・フェルスタッペン (トロ・ロッソ)
「良い予選セッションだった。特にFP3ではマシンにちょっと手こずっていたかあね。僕たちは何とか状況を変えることができたし、ここメルボルンで僕のキャリアベストである5番手に入ったのはチーム全体にとって最高の成果だ! 正直、このリザルトにはちょっと驚いている。Q3は可能だと思っていたけど、5番手は間違いなく僕の予想よりも上だ。新しい予選システムはパフォーマンスを発揮するのに1周しかできないので、とてもトリッキーだと思うけど、僕は好きだ。冬の間にチームは素晴らしい仕事をした。今はこの瞬間を楽しんで、明日のレースに向けて準備しなければならない。レースがとても楽しみだ!」

6位:フェリペ・マッサ (ウィリアムズ)
「良い予選だった。自分にできるベストな予選をやったけど、わずかな差で5番手を逃したのは残念だ。ネガティブなのはそこだけだ。何周かいいラップができたし、クルマの挙動も良かったので満足している。数分刻みでカウントダウンされているとわかっている中でセッションを進めていくのはトリッキーだし、簡単なことではない。幸運にも僕のラップには問題が起きなかったけど、トラフィックの中に出て行ってしまったり、何か問題があったりすれば、今日はもっと接戦になっただろう」

7位:カルロス・サインツ (トロ・ロッソ)
「僕たちのシーズン最初の予選セッションは満足できるものだ。ここオーストラリアで5番手と7番手に入ったのは、チームにとって最高のリザルトだね! 自分のスタート位置には満足しているし、Q3ではQ2の強いラップが再現できなかったけど、7番手は明日のレースに向けて良いスタート位置だ。マシンの感触は本当にいいし、僕たちが冬の間にやってきたハードワークが報われ始めている。僕らにとってとても忙しくてトリッキーなセッションだったけど、ファンが新しいフォーマットを楽しんでくれていたらいいね。僕たちは良い位置にいるし、明日の目的は順位を上げてできる限りのポイントを獲得することだ。僕たちはトップ7を狙う必要があるし、そのチャレンジを心から楽しみにしている。きっと楽しいレースになるよ!」

8位:ダニエル・リカルド (レッドブル)
「Q3に進めては良かった。トップ8くらいを予想していたからね。あと0.1秒稼げたら、ポジションもいくつか違っていただろうけど、まあ仕方のないことだ。新しい予選システムについてはQ1とQ2はOKだと思う。カウントダウンがあることでプレッシャーが高まるし、ファンにとっても今まで以上にエキサイティングになっているような気がする。でも、Q3が同じように機能したとは思わない。まだセッションが続いているのに全てのドライバーがマシンを降りているなんて変だ」

9位:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)
「今日の結果には満足している。チームは最高の仕事をしたし、とてもポジティブなシーズンスタートになっていると思う。最初のスティントで履くタイヤを選べるので、9番手スタートは戦略の幅が広がる。これはレースの鍵になるかもしれない要素なので、この位置につけられたのは良かったと思う。新しい予選システムについては、ファンの反応を見る必要がある。僕の考えではビッグチームに有利なシステムだと思うし、グリッド中団へのプレッシャーはより大きくなる。なぜなら、どんなものであれ1周のうちにミスをすれば、ほぼ確実にノックアウトされるからね。もう一度出ていってタイム更新するチャンスはないし、そのせいでかなりプレッシャーが高まる。ビッグチームよりも、僕たちの方がさらにね。ドライバーだけのプレッシャーではなく、チーム全員、メカニックやエンジニアたちにとってもそうだ。もう1周するチャンスを得るためだけに時間と戦っている。それに、レースがどうなるかについてはまだクエッションマークが残っている。でも、ドライでの走行時間が限られていたので、グリッドのほぼ全員が同じ立場にいると思う。面白い日曜日になるだろうし、僕らにはポイント獲得のチャンスがあると思う」

10位:ニコ・ヒュルケンベルグ (フォース・インディア)
「新しい予選フォーマットでも僕のアプローチは変わらない。ただ、早い段階でドロップアウトするリスクを避けるために最初の走行で良い結果を出さなければならないというプレッシャーがあるのは確かだ。だから、Q1とQ2の最初の走行が、おそらく一日で最も重要だ。結果という点では10番手にとても満足しているし、だいたい今日の僕たちが達成できたと感じている位置だ。去年のルールならQ3に進んでいたわけだけど、新しいフォーマットでスタートするには本当にいい位置だ。タイヤ選択が自由でレーススタートに向けた戦略の選択肢が多いからね。明日に関してはまだわからない部分がいくつかあるし、レースペースという部分で特にそうだ。昨日は誰も普通のロングランができなからね。それに、初戦というのはいつも予測できないものだ。慌ただしい展開になる可能性がある。グリッドがタイトなのでタフなレースになると思うけど、その中でたくさんのポイントを獲得したい」

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カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1レース結果 / F1オーストラリアGP