ジェンソン・バトン
ジェンソン・バトンは、父親ジョン・バトンが他界したあとの初めてのグランプリ週末でベストを尽くした。

今年1月、常にジェンソン・バトンの戦いを見守り、パドックの人気者だったジョン・バトンが他界。レース週末前には、父親を亡くしたことによる苦しみを明かしていた。

開幕戦F1オーストラリアGPを10番グリッドからスタートしたジェンソン・バトンは、根気強くレースを戦って4位でフィニッシュ。レース後、ダニエル・リカルドの失格により、3位を獲得した。

デビュー戦を3位でフィニッシュしたチームメイトのルーキー、ケビン・マグヌッセンも2位に繰り上がり、マクラーレンは2012年4月のF1中国GP以来となるダブル表彰台という結果を手にした。

「昨日は苦しい一日あった。彼のためにも本当にうまくやりたいと思っていたからね」とジェンソン・バトンは土曜日について振り返った。

「感情的に厳しい週末だった。僕はテレビカメラの前でそれを示すような人間ではないしね。そうすることが正しいとは思わない。だから、裏ではとっても辛かった」

「でも、パドックから本当に素晴らしいサポートをもらった。家族、友人・・・本当に多くの意味があった」

「彼は、大きな笑顔を浮かべて見下ろしてくれているだろうし、みんなが今も彼のことを話しているのを知っていると思う。彼はそれが好きだった」

「僕たちにとって素晴らしい一日だ」とダニエル・リカルドの失格が発表される前にジェンソン・バトンはコメント。

「チーム全体にとって素晴らしい結果だし、ケビンは本当にいい走りをしていた。初表彰台、初レース。彼を追い詰めるためにあらゆる方法で戦っていたし、最後はダニエルとも戦った。でも、タイヤが十分とは言えなかった」

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カテゴリー: F1 / ジェンソン・バトン / マクラーレンF1チーム