ブリヂストン F1 バーレーンGP
ブリヂストンが、2010年F1開幕戦バーレーンGPを振り返った。

距離が延長された新しいレイアウトのサクヒール・サーキットで開催された2010年シーズン開幕戦バーレーンGP決勝は、スーパーソフト・ミディアムのタイヤ戦略で戦ったフェルナンド・アロンソ(スクーデリア・フェラーリ・マールボロ)が力強い勝利を飾った。

アロンソに続く2位でフィニッシュラインを越えたのはチームメイトのフィリペ・マッサで、フェラーリの1?2フィニッシュとなった。3位はボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトン。上位3人は全員同じタイヤ戦略だった。

安川ひろし (ブリヂストン モータースポーツ推進室長)
「新しいレイアウトのサクヒール・サーキットで開催されたバーレーンGPは、最後のチェッカーフラッグまで最高のバトルが展開され、ブリヂストンはF1参戦14シーズン目のスタートを素晴らしい形で切ることができました。優勝者のフェルナンド・アロンソ、そして今日1?2フィニッシュを果たしたフェラーリにお祝いを申し上げます。また、初のレースで素晴らしい走りを見せたロータスもよくやったと思います。新レギュレーションは全チームにとっての素晴らしい挑戦になると同時に、世界中のTV視聴者にとてもエキサイティングなシーズン開幕戦を提供しました」

浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長)
「今日のタイヤのパフォーマンスに我々は非常に満足しています。今日は新レギュレーションの下で開催される初めてのレースでしたので、どんなレースになるかは誰にも予想がつきませんでした。レース序盤、セバスチャン・ベッテルがスーパーソフトを非常にうまく使い、予選で使った同じタイヤをトップグループの中でも一番長く持たせることができました。フェルナンド・アロンソはとても賢明にレースを戦い、優勝を果たしました。レース終盤に最速ラップタイムを記録するなど、とてもうまくタイヤをマネージしたところを見せました。フィリペ・マッサが表彰台に戻ってきたことも嬉しかったです。今回の燃料補給を行わない初めてのレースでは、予想通り、タイヤのマネージメントが非常に重要になりました。タイヤへの負担を軽減できたクルマとドライバーが、良いパフォーマンスを長く継続できるというレースでした。19戦を戦う今シーズンの第1戦が終わったばかりです。今シーズンの最高のタイヤ戦略を見出すには、まだまだ学ぶことがたくさんあると思います。今後のレースで最高のパフォーマンスを発揮できる秘密をチームが探り出していくのが楽しみですね」

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カテゴリー: F1 / ブリヂストン / F1バーレーンGP