ブラウンGP F1ドイツGP
ブラウンGPは、F1ドイツGPの決勝レースで、ジェンソン・バトンが5位、ルーベンス・バリチェロが6位だった。

2番グリッドからスタートしたルーベンス・バリチェロは、スタートでマーク・ウェバーをかわしトップに立ったが、中盤から路面温度が低下したことも影響して、3ストップ戦略がうまく機能せず、また2回目のピットストップで給油リグに問題が発生したこともあり、最終的には6位でフィニッシュ。

一方のジェンソン・バトンは、終始タイヤに苦しんだが、最後のピットストップでバリチェロをかわすことに成功し、5位でレースを終えた。

ジェンソン・バトン (5位)
「ポイントはすべて貴重なものだけど、レースはひどい始まりだったし、調子は良くならなかった。スタートが悪くて、ターン1のあとで5位に後退してしまい、2周目のはじめにマッサの前にでることができたけど、コバライネンを追い抜くことができなかった。彼のペースはその時点での僕たちのペースとはかけ離れていたけど、最後まで言う抜けなかった。僕たちはグレニングに苦しんでいたし、両方のタイヤにずっとデグラーデションが出ていて、うまく働かなかった。ルーベンスの2回目のピットストップでの給油リグの問題もレースに影響を与えた。僕たちはトラックでとても接近していたし、彼はプライムタイヤに苦しんでいた。全体的にタフだったし、チームには期待はずれな一日だった。マークの初勝利におめでとうと言いたいし、それがどれくらい素晴らしいことかはわかっているので、本当に嬉しく思う。2週間後のハンガリーが待ちきれない。新しいパーツを持ち込む予定だし、レッドブルと戦うためにも、もっと暖かい天候になることを願っている」

ルーベンス・バリチェロ (6位)
「スタートは素晴らしかったし、接触はあったけど、1コーナーでマークの前に出られた本当に嬉しかった。1周目でリードして、6位でフィニッシュすることは、もちろんかなり期待外れだよ。物事の組み合わせだったし、チームと話さなければならない。優勝するには、レッドブルと比べて十分なペースがなかったけど、2回目のピットストップで給油リグに問題が生じて、リグを交換しなければならなかったことが表彰台を犠牲にした。そのせいでロズベルグの後ろに落ちてしまい、その数周は最後のピットストップでジェンソンが僕の前に出るのに十分なものだった。今回のレースは忘れて、ハンガリーに向けて懸命に作業をして、レッドブルに追いつかなければならない。マークの初勝利におめでとうと言いたい」


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カテゴリー: F1 / ブラウンGP / F1ドイツGP