ルーベンス・バリチェロ
ルーベンス・バリチェロは、ウィリアムズ放出のニュースをフランク・ウィリアムズの個人的な電話によって知らされたことを明かした。

ルーベンス・バリチェロは「フランク・ウィリアムズが個人的に電話をくれた。彼は良いニュースではないと切り出し、彼らが別のドライバーと契約することに決めたと説明した。彼はプロフェッショナルなので、そのドライバーが誰かは言わなかった。その後まもなく、彼らはブルーノの起用を発表した」とブラジル人F1記者リヴィオ・オリッチオに話した。

「BMC(Brazil Machinery)からのスポンサーシップをチームとも共有していたし、チームに残留する高い望みをもっていた。それに契約を出来高払い改訂する準備もしていた」

「ウィリアムズが予算獲得に苦労しており、いくつかのメインスポンサーを失ったことは皆が知っていることだ。彼らは財政的なニーズをカバーする契約を選ばざるを得なかった。それは理解できる。決定は単に財政的なものだ。それは間違いないし、誰にとってもデメリットはなかった」

「これから彼らがこのような困難を伴ったなかでマシンをどのように開発していくか見守りたい。ブルーノ・セナとパストール・マルドナドは、それらを助けるために懸命に作業していかなければならないだろう。問題は彼らには経験がないということだ。全員にとってチャレンジになるだろう」

噂では、ルーベンス・バリチェロは、シート獲得のために500万ドル(約3億8370万円)を集めたとされているが、ブルーノ・セナが持ち込んだとされる1260万ドル(約9億6692円)には及ばなかった。

またルーベンス・バリチェロは、彼の後任を務めることになったブルーノ・セナが発表日に電話をしてきたことを明かした。

「彼は本当に優しかったけど、気まずそうに聞こえた。僕たちは友人なので、僕は彼に話すのをやめるよう頼み、僕が論争していたのでは彼ではなく、ウィリアムズとだと話した。良いニュースは、シートを争っていたのが2人のブラジル人ドライバーだったということだ。グリッドにブラジル人ドライバーが保証されるからね」

「僕たちは友人のままだし、何も代わらない。今はブルーノを応援している。去年、僕が乗っていたマシンよりも、彼らは良いマシンを得られるだろうから恩義を得られるだろう。資金を得られれば、ウィリアムズは成長できる。開発の方向性を導くことはドライバーの仕事に多く依存する。エンジニアと話をしていたし、彼らは新モデルのテストで大きな進歩があることを示唆していた」

またバリチェロは「ああ、アダム・パーはまだ連絡してこないよ」とウィリアムズ・グランプリ・ホールディングスのアダム・パー会長からは連絡がないことを指摘した。

ルーベンス・バリチェロは、1月30日からセブリング・インターナショナル・レースウェイで実施されるインディカーのテストでKVレーシング・テクノロジーのマシンをテストする。

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カテゴリー: F1 / ルーベンス・バリチェロ / ウィリアムズ・レーシング