フェルナンド・アロンソ
フェルナンド・アロンソが、F1モナコGPへ向けての意気込みを語った。

フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
フェラーリでのスペインでの初レースはとても刺激的だった。グランドスタンドにたくさんの赤いジャケットやキャップが見えることは素晴らしかったし、今回はカタルーニャ・サーキットでこれまでにないくらいのファンの情熱を感じた。だから、最上段ではなかったけど、表彰台にあがれて本当に嬉しかった。彼らの情熱に応えて感謝することができた。

技術的に見れば、F10は予想通りのパフォーマンスだった。持ち込んだアップデートも期待していたパフォーマンスレベルを届けてくれたけど、少なくともこの種のトラックでのパフォーマンスにおいては、他のチームが大きなステップを遂げていたのも事実だ。今年はサーキットの特性によってチーム間の勢力図が変化すると思っているし、バルセロナがあまり僕たちに適していなかったのは間違いない。

モナコGPはカレンダーでも独特なイベントだ。僕たちドライバー全員にとっていくつかは勝ちたいトラックだし、チームやスポンサーも世界で最も有名なレースでうまくやることを望んでいる。ある意味会場で行われること自体がすでに非常に特別なことだからね。いつも以上にメディアの注目を集めることは間違いないし、いつもよりも忙しい週末になるだろうね。通常、このトラックでは技術面で思いもかけないことが起こっている。過去に他では競争力のなかったクルマが、ここでは競争力があるのを見てきたし、予想することは難しいね。他チームがすでに僕たちを重要視していなかったり、彼らが有利だと言っているのを考えれば、僕たちがサプライズになるかもしれないね。

トラフィックの問題についていろいろと聞いたよ。トラック上のクルマが20台だったときにすでに問題になっていたし、今はさらに4台増えているけど、僕たちはこの状況をさらなる挑戦と捉えるべきだ。ドライバーは予選とレースの両方でオーバーテイクのときにより注意を払わなければならないだろうし、エンジニアは予選で正しいタイミングで僕たちをトラックに送り出さなければならない。

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / スクーデリア・フェラーリ / F1モナコGP