F1 マクラーレン・ホンダ
フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)は、リタイアするまで“競争力にないマシン”で戦った2017年のF1オーストラリアGPの決勝レースは“人生のベストレース”かもしれないと表現した。

12番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、ロマン・グロージャン(ハース)がリタイアした14周目にポイント圏内の10番手に浮上。その後、サスペンショントラブルで50周目にリタイアするまで、エステバン・オコン(フォース・インディア)を抑え続けた。

フェルナンド・アロンソは“競争力のないクルマ”でポイント圏内を走れたことに驚いたと認める。

「たぶん、あの瞬間までは人生のベストレースだったかもしれない」とフェルナンド・アロンソはコメント。

「冬の準備もなく、このような競争力のないクルマでレースを走ったことなんてほとんどない。荒々しいやり方で燃料をセーブしなければならなかった。1周につき1秒くらいリフトしなければならなかった。それでも、僕たちはポイント圏内にいた」

「僕たちがやっていたことはかなり大きなサプライズだった。でも、最後はそれを完了することができなかった」

「でも、たぶん、これまでのベストレースだったよ!」

だが、フェルナンド・アロンソは、ライバルよりもストレートで30km/h遅いホンダのエンジンのパワー不足を考えれば、今後のレースで同じようなパフォーマンスを発揮できることはないだろうと語る。

「言ったように、このような週末はほとんどない。予選で13番手で、ポイント圏内を走行するなんて、今後のレースでは基本的に不可能だと思う」

「このトラックは、とても狭くて、バンピーで難しい。経験が必要な場所だ」

「ノーマルなトラックなら僕たちのポジションはもう少し低いだろうし、僕たちはすぐに改善する必要がある。そうでなければ、かなりフラストレーションの溜まるレースになってしまうからね」

F1オーストラリアGP 結果:セバスチャン・ベッテルが優勝!
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